日本ハム「きつねダンス」で注目の楽曲秘話と「日本愛」を、ノルウェーの兄弟デュオ・イルヴィスが語った

 3年ぶりに人数制限を設けずに開催された、2022年のプロ野球を語る上で欠かせないのが、北海道日本ハム・ファイターズガールによる「きつねダンス」だろう。きつね耳のカチューシャを着用してのダンスはSNSなどで話題を集め、チームの札幌ドームラストイヤーの戦いに彩りを添えた。

 この爆発的な人気を集めた「きつねダンス」に使われている楽曲は、今から9年前の2013年に発表され、世界的にヒットした『The FOX(What Does The Fox Say?)』(以下、The FOX)だ。

 シーズン終盤の2022年9月には、この曲を歌うノルウェー出身の兄弟コメディーデュオ、イルヴィス(YLVIS)が初来日。札幌ドームで行なわれた「きつねダンスDAY」(9月19日)の感想や、異国の地で巻き起こった「きつねダンスブーム」の印象、「心惹かれる国」だという日本のお笑いや文化について、イルヴィスの兄ヴェガードと、弟のボードに聞いた。


イルヴィスの兄・ヴェガード(左)と弟・ボード

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――『The Fox』(2013年9月発売)が、日本でブームを巻き起こしています。9年越しの"大ブレイク"に対する率直な感想を聞かせてください。

ボード(弟):不思議なことが起こっているけど、とても嬉しいよ。以前から、僕は日本の音楽や言葉にすごく興味があったから、ずっと「行きたい」と思っていたんだ。これまではなかなか機会がなかったけれど、このような形で日本に来ることができて本当によかったよ。

ヴェガード(兄):世界には200くらいの国があるけれど、その中でも日本は特に心惹かれる国だったんだよね。これまでの9年間で他の国を訪れてきたから、これからは日本を楽しむことに専念できるかな。"ファーストウェーブ"は他の国、これからは日本かなと思っているよ。最初に『The Fox』がヒットした9年前も、「日本に行ってみたい」と思っていたんだけど、関係者から「日本では、まだ何も動きがないから......」と言われてしまって。日本での流行は、ちょっとゆっくりだったね。

――好きな日本の文化はありますか?

ボード:(出身地の)ノルウェー・ヴェルゲン地方に住む音楽好きの友人が、コーネリアスやピチカート・ファイブのことを教えてくれて、僕らもよく聴いているよ。ただ、"特定の何か"というよりは、映画の中で何気なく聞こえてくる日本語とか「侍」といった、"漠然と日本を感じるイメージ"に惹かれることが多かったかな。

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