トライアウト失敗も現役続行。独立リーグで奮闘する元NPBの男たち

 2020年12月7日、神宮球場で開催された12球団合同トライアウトに、阪神、MLB、日本ハムで活躍した新庄剛志が参加した。48歳でプロ野球復帰を目指す前代未聞の挑戦が大きな話題となったものの、NPB球団からのオファーは届かず。新庄は自身のSNSで「1%の可能性を信じてやってきたが、今日0%になりただただ悔しいし情けない」と心境をつづった。

 しかし昨年末には、独立リーグのルートインBCリーグに所属する新潟アルビレックスがオファーを出したことを球団関係者が発表。新庄はやはり自身のSNSでオファーを断る意志を示したものの、正式に断ったというニュースは出ていないだけに、まだまだ目が離せない。

 新庄の動向も気になるところだが、トライアウトを受験しながらNPB復帰が叶わず、独立リーグで奮闘する選手もいる。かつて元巨人の村田修一(現巨人一軍野手総合コーチ)もプレーしていた、栃木ゴールデンブレーブスはそんな選手が数多く所属している。コーチ兼任の選手として飯原誉士(元ヤクルト)や成瀬善久(元ロッテ、ヤクルト)もいるが、現役選手として西岡剛がプレーしていることでもお馴染みだ。


昨年9月に会見を行なった、BCリーグ栃木の(左から)川崎宗則、寺内崇幸監督、西岡剛

 西岡は阪神から戦力外通告を受けた2018年にトライアウトを受験したものの、獲得するNPB球団は現れず、栃木からNPB復帰を目指すことを決断。1年目は59試合に出場して打率.339、出塁率はリーグ最高の.479を記録し、シーズン終了後の11月に自身2度目のトライアウトに臨んだ。

 2020年シーズンの開幕直後は栃木との契約を保留していたが、それでもNPB復帰は叶わず。開幕から約2カ月が経った9月に再契約し、出場は13試合にとどまったものの、33打席で打率.303をマークした。2019年から「トライアウト参加は通算2回まで」のルールが定められたため、2020年のトライアウトには参加できなかったが、2021年以降もNPB復帰を目標に現役を続行する意思を示している。

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