4回目結婚のA.猪木に、断絶された娘婿「目をさまして!」

アントニオ猪木氏と、娘婿のサイモン・ケリー猪木氏との間に“お家騒動”

記事まとめ

  • アントニオ猪木氏とサイモン氏の間で“お家騒動”が起こっているという
  • サイモン氏は猪木氏と倍賞美津子の娘の夫で、猪木氏が設立した団体・IGFの取締役
  • 新格闘技イベント「ISM」の開催を発表し、「IGFは整理する」と発言した

4回目結婚のA.猪木に、断絶された娘婿「目をさまして!」

4回目結婚のA.猪木に、断絶された娘婿「目をさまして!」

4回目の結婚をしたアントニオ猪木氏(写真:時事通信フォト)

「迷わず行けよ 行けばわかるさ」──あまりにも有名なアントニオ猪木氏(74)の名言である。この言葉を体現するかのように、“燃える闘魂”でマット界、政界を突き進んできた猪木氏。そんな彼の選んだ新たな“道”が騒動を招いている。

「これまでの猪木さんなら、『バカヤロー!』と一喝して終わりの話でしょう。今回の騒動では“猪木さんらしさ”がまったく感じられない。失礼ですが小さくまとまってしまったな、という印象です」

 そう言ってため息をつくのは、アントニオ猪木の娘婿・サイモン・ケリー猪木氏(43)だ。サイモン氏は猪木氏が元妻で女優の倍賞美津子(70)との間にもうけた娘の夫で、現在は猪木氏が設立したプロレス・格闘技団体IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)の取締役を務める。

「サイモン氏は2000年、当時猪木が筆頭株主だった新日本プロレスに入社すると、2005年に社長に就任。“猪木の右腕”として団体を支えた。その後、ともに新日を飛び出し、2007年に猪木がIGFを旗揚げした際も支えた。婿舅の関係を超えた“ゴールデンコンビ”として知られる」(プロレス誌記者)

 ところが今、そのIGFをめぐって猪木氏とサイモン氏の間で“お家騒動”が起こっている。

 発端は、猪木氏の“決別宣言”だった。5月25日、猪木氏は新格闘技イベント「ISM」の開催を発表。その会見で「IGFは整理する」と発言した。サイモン氏やIGF所属レスラーたちは6月2日、「理不尽な話は受け入れられない」として、団体の存続を求める署名活動を始めた。6日にはサイモン氏が会見を開き、猪木氏の代理人から警告書が届いたことも明らかにした。

 警告書は、3月にテレビ朝日で放送された「プロレス総選挙」で猪木氏が1位になったことについて、サイモン氏が「やらせ」を匂わせる発言したと抗議するもので、法的手段を取る可能性も示唆されていたという。

 公私ともに“タッグ”を組んでいた2人は、なぜこじれてしまったのか。あるプロレス関係者はこう語る。

「猪木さんは最近、50代のAさんと正式に籍を入れた」

 猪木氏は、それまでに3度の結婚と離婚を経験している。最初の結婚は米国での修業時代で、相手は現地女性だったが、ほどなくして離婚。帰国後、国民的人気レスラーとなった猪木氏は1971年に倍賞と再婚した。サイモン氏の妻となるひとり娘に恵まれるも、1987年に離婚。1989年には22歳年下の一般人女性・Bさんと結婚したが、2012年に離婚した。

 4人目の妻となったAさんは大学で写真を学んだ後、民放テレビ局の関連会社でカメラマンとして働いていた。

「Aさんは1990年代後半から猪木さんの写真を撮るようになり、2001年には猪木さんの写真集を出版。IGFの役員をサイモン氏らとともに務めたこともある」(同前)

 その後猪木氏は2013年に「日本維新の会」の候補として参院選に出馬し当選。18年ぶりに国政に復帰した。

「Aさんは議員会館に出入りし、猪木さんの北朝鮮訪問などにも同行している。その頃からスケジュールの管理も彼女が行なうようになった」(同前)

 2016年には、Aさんは猪木氏を代表とする猪木氏の版権管理会社を設立し、現在も役員を務めている。

「この会社の設立と前後して、猪木さんはIGFから距離を置くようになった。猪木さんが離れていけば、スポンサーも離れていき、IGFはかなり苦しい経営を強いられるようになった」(同前)

◆目を覚ましてください!

 サイモン氏のため息には、そうした事情が絡んでいるようだ。同氏が続ける。

「猪木さんは数年前からIGFと距離を置いていた。そのため我々は猪木さんにご迷惑をかけないように、猪木さんを切り離した『NEW』という新ブランドをIGF内に立ち上げた。それも、猪木さんに報告もなく始めたわけではなく、きちんとお伺いを立てています。しかし、それが火種となったのかもしれない」

──なぜ関係がこじれてしまったのか。

「これまでの猪木さんだったら弁護士を間に入れるなんて考えられなかった。その背後にはAさんがいるという話も聞いています。猪木さんはすっかり変わってしまった」

──話し合うことはできないのか?

「携帯番号も変えられてしまって……。新しい連絡先も教えてもらっていない。話し合いの場すら持てないのが実情です。そもそも私にも、実の娘である妻にさえも結婚の連絡もないのですから。寂しい限りですよ」

 最後にサイモン氏はこう懇願した。

「猪木さん、とにかく目を覚ましてください!」

 一方の猪木氏とAさんにも取材を申し込んだが、本誌締め切りまでに回答はなかった。

※週刊ポスト2017年6月30日号

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