大晦日のRIZINは1日2興行!『平成最後のやれんのか!』開催!朝9時開催の狙いは?

大晦日のRIZINは1日2興行!『平成最後のやれんのか!』開催!朝9時開催の狙いは?

RIZIN平成最後のやれんのか!

 総合格闘技イベントRIZINは7日、『RIZIN.14』(31日15時から、さいたまスーパーアリーナ)を直前に控えた31日の朝9時から『RIZIN平成最後のやれんのか!』を同会場で開催すると発表した。

 『やれんのか!』は2007年、PRIDEの米UFCへの売却を受け、元PRIDEのスタッフが「大晦日は格闘技」という伝統を残すべく、DEEPなどに協力を求めて実現した伝説の大会。1988年に沖縄で藤波辰爾(当時は辰巳)が飛龍革命をぶち上げた際にアントニオ猪木氏が放った言葉が名前の由来となっている。

 関係者の話によると詳細は後日発表するとのことで「朝の9時から3時間ぐらいの大会になると思う」としている。

 現在、渡米中の那須川天心は3階級制覇のホルヘ・リナレスとメイヴェザー対策に取り組んでいるという。メイウェザーのジムで公開練習し、メイウェザーと再び会見を行うなど、アメリカでも精力的にプロモーションしている。ところで、今回の『RIZINやれんのか!』の開催時間は、アメリカではゴールデンタイム。何か勘ぐってしまう。ちなみにアントニオ猪木対モハメド・アリは11時50分に試合が始まり、全世界で視聴された。テレビ朝日での全国中継は13時からの後追いだった。当日はゴールデンタイムでも特番が放送された。アリのギャラが莫大だったことから、アメリカのゴールデンタイムに合わせたのだ。UFCの日本公演も午前中から開催することで、アメリカでのPPV収入をメインに捉えている。

 とはいえ、『RIZIN.14』のカードとしてチケットを販売している以上、もしも天心対メイウェザーを『RIZINやれんのか!』で開催することになれば大混乱を招くことは確実。だが、“メイウェザーファースト”になっている現状から考えれば、その可能性も捨てきれない。

 一方で、榊原信行実行委員長が言うように「大晦日に出たいという選手がたくさんいる」のも事実。RIZINキックトーナメントが来年に延期されたこともあり、12月31日のスケジュールが空いている多くのキックボクサーがSNSを通じて参戦をアピールしている。昨年まで2日間(29日と大晦日)行われてきたRIZINの大晦日興行だが、昨年、榊原実行委員長「皆さんもシンドイでしょう。私もシンドイ。来年は考えます」とポツリ。元旦の一夜明け会見では「今年は大晦日だけにします」.と漏らしていた。しかし、結果的には1日に2大会を一気に開くことになった。チケット形態が異なり、観客は入れ替えとなる模様だ。

 どんな発表となるか楽しみではあるが、格闘技ファンにとって、長い長い大晦日になることも確定した。

取材・文 / どら増田
写真 / ©︎RIZIN FF

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