フレッシュ球宴でHRも…日ハム清宮一軍入りへメンタルの壁

日ハム清宮幸太郎がフレッシュオールスターで本塁打 一軍昇格にメンタル面の壁か

記事まとめ

  • 日本ハムファイターズ清宮幸太郎がフレッシュオールスターで本塁打を放った
  • 清宮は今後しばらくは二軍で鍛錬を積み将来の一軍昇格を目指すという
  • 中田翔ら主力選手たちと積極的にコミュニケーションを図れる段階ではないそう

フレッシュ球宴でHRも…日ハム清宮一軍入りへメンタルの壁

フレッシュ球宴でHRも…日ハム清宮一軍入りへメンタルの壁

大舞台でしっかりアピール(C)共同通信社

「空振りばかりだったのでうまく合ってくれた。1本出てくれてうれしい」

 12日のフレッシュオールスター、イースタンの3番・指名打者でスタメン出場した清宮幸太郎(19)が、中日・藤嶋から本塁打を放ち、笑顔で喜んだ。これがイ軍唯一の得点となり、優秀選手に選ばれた。

 最近は打撃の調子を落とし、一軍に昇格した2試合も3打席無安打と結果を残せず、再び二軍降格していたが、リーグトップの15本塁打をマークするファームの舞台で結果を出した。今後しばらくは二軍で鍛錬を積み将来の一軍昇格を目指す。

■「遠慮がちで肩身が狭そう」

 もっとも、こういう本塁打を見るにつけ、技術面もさることながら、メンタル面においても、一軍の壁は厚いようにも映る。打席での余裕のあるなしはもちろん、先日、清宮が一軍帯同していた際にはこんなことがあった。

 一軍昇格の当日、清宮はアップ前に一軍野手の前で、トレーナーから「清宮昇格です」と紹介された。明るく元気な人間性が清宮のウリだが、頭に手を当てて、どこか照れくさそうに挨拶していた。試合中、ベンチで大きな声を出してはいたものの、チーム内では「5月に一軍にいた時よりも遠慮がちで、肩身が狭そうだった」との声が上がった。

 まだまだ中田ら年上の主力選手たちと積極的にコミュニケーションを図れる段階には至っていない上に、どこか縮こまって野球をやっていたと見る向きがあった。

 その点、二軍では同級生を含め、気軽に話せる同僚選手も多い。

「清宮は高校時代まで、野球に関しては常に一番だった。昨夏のU18でも、主将として強いリーダーシップを発揮していた。けれども一軍で結果を残せなかったことで、主力の前では引け目を感じたのかもしれません。戦力として大いに必要とされる環境の方がより力を発揮できる。二軍では成績でもトップを張れるし、気持ちの余裕も違います」(清宮を知るアマ球界関係者)

 今は一軍で気後れしないだけの技術とメンタルを身につける必要があるというのだ。

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