飛ばし屋ブルックス・ケプカ 帝王ニクラス、ウッズらに並ぶ史上5人目の大記録に挑む

飛ばし屋ブルックス・ケプカ 帝王ニクラス、ウッズらに並ぶ史上5人目の大記録に挑む

「全米オープン」「全米プロゴルフ選手権」の年間2冠となれば史上5人目(撮影:岩本芳弘)

<全米プロゴルフ選手権 3日目◇11日◇ベルリーブCC(7,316ヤード・パー70)>

「全米ナンバーワンゴルファー」の称号を手にした男が、「全米ナンバーワンプロ」の称号に王手をかけた。


「全米プロゴルフ選手権」3日目、サスペンデッドとなっていた第2ラウンド、そして第3ラウンドが行われ、トータル12アンダーまで伸ばしたブルックス・ケプカ(米国)が単独首位に躍り出た。

前日に18ホールを消化していたケプカは、第3ラウンドからこの日の競技をスタート。前半だけで5バーディを奪う猛チャージを見せ、一気にリーダーボードを駆け上がった。後半は連続ボギーを喫するなどして、スコアを1つ落としたが、順位を落とすことなく、リードを保ったままクラブハウスへと戻ってきた。

3つ目のメジャータイトルに手をかけたケプカ。過去、同一年度に「全米オープン」と「全米プロゴルフ選手権」の両方を制したのは、1922年のジーン・サラゼン、48年のベン・ホーガン、80年のジャック・ニクラス、2000年のタイガー・ウッズ(いずれも米国)で、達成すれば史上5人目の記録となる。なお、同一年度の海外メジャー2勝は15年のジョーダン・スピース(米国、マスターズと全米オープン)以来だ。

また、ケプカが優勝することで…今季の4つのメジャー大会における「ナイキスラム(今年のメジャー3試合ともナイキとウェア契約選手が優勝しているため)」や「クラブ契約フリースラム」など一風変わった記録もかかっている。

「明日の朝も、これまでと同じように6時頃に起きて、美味しい朝食を食べて、ジムに行く。同じルーティンでやるだけだよ」といつも通りを強調したケプカ。

29年ぶり史上7人目の全米オープン連覇を達成した男は、新たな記録を打ち立てることができるか。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>