吉田優利が圧巻プレーで勝利!史上初“日本女子”3冠達成なるか【日本ジュニア】

吉田優利が圧巻プレーで勝利!史上初“日本女子”3冠達成なるか【日本ジュニア】

いざ日本女子“3冠”へ(撮影:山代厚男)

<日本ジュニアゴルフ選手権競技 最終日◇17日◇霞ヶ関CC、男子(西コース6775ヤード・パー70)、女子(東コース6456ヤード・パー71)>

今季の「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」優勝の吉田優利(麗澤高校3年)が、日本の高校生の頂点に立った。トータル5アンダーで、同じく3年生の政田夢乃(北海学園札幌高校 3年)と並ぶ首位タイで迎えた最終日。


前半は2人ともに2アンダーをマーク。スコアが並んだまま後半に突入したが、膠着状態はいきなり崩れた。10番・パー3で政田がバーディを奪うと、いっきに闘争心に火がついた。「バックナインが勝負になると分かっていたので、どこに落としたらバーディが獲れるか頭をフル回転させました」。後半で2つボギーを打ったが、14、15、17番で全て15センチ以内につける完璧なショットでなんなくバーディを奪った。

そばで見ていた政田を「吉田さんの連続バーディで、そこから自分のゴルフができなくなりました」と圧倒するプレーを披露。トータル8アンダー、後続に2打差をつけて優勝を決めた。

日本女子アマとの2冠達成は、勝利への貪欲な姿勢が導いた。「毎日なにか一つつかむことを目標にやっています」と、本大会でも2日目を終えてスイングのインパクト前の姿勢を改善。それが奏功し、3日間の中でベストな状態で戦えた。向上心の高さは、日頃から国内女子ツアーのトッププロの背中を見て練習していることも大きいだろう。上田桃子、比嘉真美子らと同じ、プロコーチの辻村明志氏のもとで指導を受けている。

今後は、8月29日にアイルランドで開幕する「世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」にナショナルチームの一員として出場。その後は9月のプロ公式戦「日本女子オープン」が待っている。「今年は地元での開催ですし、コースも親しみ深い場所です」。会場となるのは地元にある千葉カントリークラブ。ホームでの活躍が大いに期待できる。また、同大会でローアマを獲得すれば、同年で“日本女子”がつく大会での3冠達成は史上初となる。

「ゆくゆくは米国を目標にしています。まずは日本から始めたいと思っていますが、そこを目指していきたいです」。高校卒業後、来年はプロテストが待っている。日本のアマチュア界トップに立った次は、プロの世界での頂点を目指していく。(文・谷口愛純)

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