首位の新垣比菜ら黄金世代が活躍、中には“親子げんか”しながらラウンドした選手も?

首位の新垣比菜ら黄金世代が活躍、中には“親子げんか”しながらラウンドした選手も?

ラウンド中に親子げんか?でもスコアは出ている大里桃子(撮影:上山敬太)

<CAT Ladies 初日◇17日◇大箱根カントリークラブ(6,704ヤード・パー73)>

「日本ジュニア」を席巻したのが“プラチナ世代”なら、「CAT Ladies」の初日は、“黄金世代”が活躍する1日となった。


4月の「サイバーエージェントレディス」でツアー初優勝を挙げた黄金世代の新垣比菜が、6バーディ・ノーボギーのラウンド。6アンダーとし、2位に1打差の単独トップに立った。

スタートの1番パー5では残り40ヤードの3打目をピンそば2mにつけバーディを奪うと、その後もきっちりとチャンスを決めスコアを伸ばした。4つあるパー3で、3バーディを奪うなどミドルアイアンもさえ渡り、6月の「ニチレイレディス」以来となる首位発進。この結果に、「どんどん上を目指して、バーディを獲っていきたい」と、力強く明日以降の意気込みを示した。

おっとりとした性格の新垣だが、2勝目について問われると、「今まではチャンスがきた時に獲ればいいと思っていたんですけど、先週あたりからそろそろ本気で狙わないと、と思い始めました」とこれまでとは違う一面も見せ、「チャンスがあればメジャーも獲りたい」と“貪欲”な言葉も口にした。

そんな新垣を追いかけるのは、こちらも黄金世代で新垣と2打差の4位タイにつける三浦桃香、原英莉花、吉本ひかるの3人だ。

天真爛漫でハツラツさが魅力の原は、5つあるパー5すべてでバーディを奪取するなど6バーディ・2ボギー。最終18番は「外れたかと思った」という4mのバーディパットが決まり、「やったー!って感じです」と笑顔でそのときの喜びを口にした。

一方、自分のことを「ネガティブなんです」と評する吉本は、安定したショットを武器に4バーディ・ノーボギーのラウンド。ここまで「調子はいいけど結果につながらないことが多い」という状態が続いていたが、その打開策として「前向きに考えるようにしています」と“ポジティブ化”を図った。「ミスしても落ち込まず、次にいいプレーをすればいい」という気持ちで臨み、それがスコアにつながった。

そんななか、大里桃子はキャディにつく父・充(みつる)さんと“父娘げんか”をしながら、3アンダー・11位タイにつけた。「いつも(父は)いろいろいってきて、けんかしながら回っています」と笑いながら話した大里。この日も、スタートの10番でボギーを喫した際に「また出だしボギーかー!」と父からの“お叱り”を受けたのだとか。それでも「無視しています(笑)」と、その後4バーディを積み重ね巻き返した。明日もにぎやかな(?)ラウンドで、最終日につながるスコアをたたき出したい。

さらに2アンダー・23位タイに高橋彩華、1アンダー・42位タイに小祝さくらも続いている。次代を担う選手達の、さらなる活躍も楽しみな2日目となりそうだ。(文・間宮輝憲)

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