強い“鬼”復権へ キム・キョンテが求めたのはフェードボール

強い“鬼”復権へ キム・キョンテが求めたのはフェードボール

まさに鬼に金棒!?新ドライバーで2年ぶりVなるか(撮影:ALBA)

<RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前情報◇21日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>

2016年の「〜全英への道〜 ミズノオープン」を最後に優勝から遠ざかっている10年、15年の賞金王キム・キョンテ(韓国)。その強さから“鬼”と呼ばれた男は、2年以上タイトルに手が届いていない。


かつての強さを取り戻すため、キョンテはフェードボールに活路を求めた。「最近はずっとドローだったけど、調子が悪いので昔のようにフェードボールを打ってみようと思った」。ちょうど日本ツアーが2週間空いた6月に球筋を変えることにした。

そんな悩める鬼に、金棒が届いたのは7月に入ってから。ローンチされた契約を結ぶタイトリストの新ドライバー『TS2』はまさに求めていたものだった。「ちょうどフェードにしていたところにこのドライバーがきた。フェードの打つ感じで構えたら、すごく打ちやすかった。飛び方もスピンが減って強い球が出ている。全体的にいい」。普段クラブを替えるときに何度も何度も調整を繰り返す男が、スパッとバッグに入れた。

まだまだ思った球とは違う球が出てしまうときもある。それでも新兵器への信頼は変わらない。「僕はアドレスの時のフィーリングを大事にしているのですが、これは安心感があっていい。構えたときに悪いイメージが出たら、当然ショットは悪いショットがでる。でもこのドライバーは悪いショットが出たとしても気持ちよく振れています。それが大事ですね。頼もしい」。

長かったオープンウィークも終わり、いよいよ今大会から勝負の秋の陣が始まる。憎たらしいまでに強い鬼の復権へ。母国にほど近い福岡の地から反撃ののろしを上げる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>