データ上は4部門でトップ5が必須だが…話題の東北勢がタイトルを奪取するのがドラマティック?【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

データ上は4部門でトップ5が必須だが…話題の東北勢がタイトルを奪取するのがドラマティック?【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

久々の予想となった記者Aは比嘉真美子を本命の一人に挙げたが…(撮影:村上航)

<ニトリレディス 事前情報◇22日◇小樽カントリー倶楽部(6628ヤード・パー72)>

国内女子ツアーは箱根から三度(みたび)北海道に舞台を移し、「ニトリレディス」が23日(木)に開幕。タイガー・ウッズのプレーを間近で見たアメリカ帰りのデータ好きの記者Aが今週もスバリ大胆予想!


■ツアー屈指の難コース ショット力は最低条件
2010年に産声を上げた今大会は初年度から一貫して北海道のコースで開催。2010年から13年は桂ゴルフ倶楽部、14年大会は恵庭カントリー倶楽部。そして15年からは現在も行われている小樽カントリー倶楽部にて行われている。

小樽カントリー倶楽部は1999年に「日本オープン」が行われたコースで、その時の優勝スコアは10オーバーと、男女のセッティングは違えどツアー屈指の難関コースであることを物語っている。特に名物は16番ホールで、パー4にも関わらず毎年“バーディ賞”が設定されるほど。戦略性の高く、イケイケの勢いだけでは攻略できないコースだ。

コースが変わって以降の優勝者を見てみると、全員が同年のパーオン率トップ5のショットメーカーたち。また、パーセーブ率も3人ともトップ5(内、イ・ボミと申ジエは1位)、平均バーディ数もトップ10以内である。賞金ランキングも全員がトップ5以内と、好調の実力者以外には小樽の女神は微笑まない。

■全ての条件を満たしているのはこの2人だ!
先述のデータを踏まえ、パーオン率、パーセーブ率、平均バーディ数、賞金ランキングの4部門全てでトップ5に入っているのはわずかに2人。比嘉真美子と昨年覇者・申ジエだけである。ここまでハイレベルなデータが求められるのは年間でもごくわずかだが、比嘉、ジエと2人がクリア。そしてともに前週をオープンウィークとして体調も万全。女王争いに向けてもここは負けられない。

……「ちょっと待ったー!!」

記者Aの帰国で、お役ご免となったはずの記者Mです。甲子園ロスのわたくしが、どこぞの紅鯨団風のセリフとともに、少しカットインさせてもらいます。先週の「CAT Ladies」で“黄金世代”の優勝を的中させたM(大里桃子とピンポイントで言っていないのはご愛敬)。こうなったら2週連続的中という金字塔を打ち立てるためにも、記者Aの原稿に(勝手に)加筆という形で参戦だ。

■全ての条件を満たしているのはこの4人だ!
今週、優勝の先にドラマがあるのは4人。ずばり大江香織、武尾咲希、酒井美紀、大和笑莉奈だ。この選手達に共通するのは、東北出身者であるということ。そう、あと一歩のところで東北県勢悲願の甲子園初優勝に届かず、またしても優勝旗の“白河の関越え”を逃した金足農業高(秋田県)の雪辱を果たしたいであろう東北魂の持ち主だ!

しかも、このタイミングで開催地が北海道というのも因果なもの。2004年に駒大苫小牧が初優勝し、「こんな形で優勝旗が白河の関を越えるなんて…」と、さらなる悔しさを味あわせた高校がある場所なのはもちろん言うまでもない。条件はすべて揃っている。今週は優勝カップの白河越えをぜひとも見たい!(※ただし“4人のなかに秋田県民はいない”、“北海道で開催なら、優勝してもカップが白河の関を越えないのでは?”という2点については考えないものとする)。

【歴代優勝者】
2017年度:申ジエ
2016年度:笠りつ子
2015年度:イ・ボミ
2014年度:申ジエ
2013年度:アン・ソンジュ
2012年度:アン・ソンジュ
2011年度:笠りつ子
2010年度:鬼澤信子

<ゴルフ情報ALBA.Net>