地元でホステス大会に加えコーチがキャディ、それでも小祝さくらは不安だらけ?

地元でホステス大会に加えコーチがキャディ、それでも小祝さくらは不安だらけ?

小祝さくらは今週は期待薄…?いやいや辻村明志コーチ(右)とのタッグで好成績を残したい(撮影:村上航)

<ニトリレディス 事前情報◇22日◇小樽カントリー倶楽部(6,628ヤード・パー72)>

地元・北海道出身で、今季初のレギュラーツアー本格参戦を続けている黄金世代の小祝さくら。着々と賞金を積み上げ、4000万円以上を稼ぎ、現在の賞金ランキングは9位。先月は3戦連続トップ4入りを果たすなど、絶好調で地元に凱旋。「ニトリレディス」開幕を翌日に控えたプロアマ戦を終えて、威勢のいい言葉の1つでも出るかと思いきや、出てくるのはマイナス面ばかり?


大会主催のニトリと所属契約を結ぶ小祝。「所属先の試合だからといって、あまり気負わずにいつも通りプレーできたらと思います」と、これはよく耳にするホステスプロのコメントだ。とはいえ、そこはやはり気合が入ったり、空回りすることもよく聞く展開。そんな大事な試合に小祝のキャディを務めるのは、コーチを務める辻村明志氏。万全を期しているともいえそうだが、「いつもと雰囲気が変わる感じでもないですね」といたって冷静だ。

会場の小樽カントリー倶楽部は国内屈指の難コース。過去優勝者もイ・ボミや申ジエ(ともに韓国)といった、実力者ぞろい。そんなコースとの戦いに向けても、「この試合で勝つためには、実力がすごくいるコース。このコースで勝てたら本当にうまい選手というイメージなのですが、自分にはまだまだその実力がないと思っているので、勝てたらたまたまとしか思えないですね」と、こちらも前向きな発言は一切飛び出さない。

自宅から車で40分と、環境面でも良さそうなものだが、家から通えることについては「家に帰ると試合勘がなくなるというか、できればホテルがいいけど、この辺はあまりホテルがないですし」と、淡々に語る…。

北海道特有のコースを苦手とする選手がいるなか、北海道出身の小祝も実はその1人。「慣れていると思われるのですが、あまり好きなコースがなくて。難しいコースのイメージしかないので、すごく得意という場所は全然ありません」と、どこまでも不安要素が重なる。7月に行われた「ニッポンハムレディス」でも予選落ちを喫するなど、確かに…、と思ってしまう。

ネガティブ発言が次から次へと並ぶ小祝だが、そうはいっても実質1年目のルーキーとしてはここまで申し分のない成績を収めているのも事実。先週の「CAT Ladies」では同学年の大里桃子がツアー初優勝をしたばかりで当然刺激にもなっているが、「そう簡単には優勝はできないので、いつかチャンスが来れば、優勝できればいいなと思います」というにとどめた。これだけ自身への期待値が低ければ、逆に結果が出てもおかしくないと思ってしまうほど、淡々と話した小祝。初日、2日目は、同じく辻村氏がコーチを務める上田桃子と比嘉真美子との同組。果たしてどんな結果が待ち受けるのか。こちらも期待はせずに見てみようと思う。(文・高桑均)

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