【米国男子の注目スイング】とにかく画になる!脱力感がアップして、往年のタイガー・ウッズが戻ってきた

【米国男子の注目スイング】とにかく画になる!脱力感がアップして、往年のタイガー・ウッズが戻ってきた

タイガー・イズ・バック!強い頃のタイガーがほぼ完全復活!(撮影:岩本芳弘)

今季の米国男子ツアーも、残すところはプレーオフシリーズのみ。30人しか出場できない最終戦への生き残りをかけた最後の戦いに挑むトッププロのドライバースイングを原江里菜、福田真未らを指導する森守洋コーチが解説。今回は「全米プロゴルフ選手権」で完全復活を予感させた、タイガー・ウッズ(米国)。


ツアー通算79勝の元世界王者が、全米プロゴルフ選手権で優勝争いを演じた。5年ぶりのツアー優勝、10年ぶりの海外メジャー優勝とはならなかったが、「テーマは、“タイガー・イズ・バック”(タイガーが戻ってきた)ですね」と、アドレスからインパクトまでは、強いころの動きとほぼ同じになっていると森コーチは解説する。

唯一、往年と大きく変わったというのが脱力感。「昔は、インパクト後に体でクラブをフィニッシュまでもっていく感じでしたが、今はインパクト後にうまく力が抜けています」。若いころよりも、力ずくではなく、クラブの動きに体を合わせるようになっているという。それが顕著に見てとれるのが、インパクト後の頭の向きだ。

「昔は、フォローで頭が下(アドレス時のボールの位置)を向いた状態で残っていたんですが、今はターゲット方向に向いている。クラブの動きを大切にしているように見えます」。年齢と体の変化に合わせて、無理なく振れるスイングに変わってきているようだ。

「アドレスも、力みがないのにスキがない。体のバランスもそうですし、とにかく美しくて、かっこいいのがタイガーです」。技術面でのうまさだけでなく、とにかく“画になる”のも、大きな魅力のひとつだろう。

解説・森守洋(もり・もりひろ)/1977年2月27日うまれ、静岡県下田市出身。高校時代にゴルフを始め、1995年に渡米しサンディエゴにて4年間ゴルフを学ぶ。2002年よりレッスン活動を開始し、現在は「東京ゴルフスタジオ」を主宰し多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

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