狙うは一発逆転・優勝のみ!宮田成華は“背水の陣”で2打差好発進

狙うは一発逆転・優勝のみ!宮田成華は“背水の陣”で2打差好発進

パット好調の宮田成華、優勝に向けて好スタートを切った(撮影:村上航)

<ニトリレディス 初日◇23日◇小樽カントリー倶楽部(6628ヤード・パー72)>

追い込まれ、後がなくなった状態からはい上がるのを見るのもスポーツの醍醐味だ。「ニトリレディス」初日に、好スコアで上位に食い込んだのは宮田成華。昨年末のQTで31位に入り、今季前半戦にフル出場した。6月末の第1回リランキングは48位と振るわなかったが、7月以降も5試合に出場。ところがここまでの賞金ランキングは103位で、先月のプロテストにも失敗し、追い込まれている状態から、一発逆転を狙っている。


日本女子プロゴルフ協会の正会員資格を持たないため、プロテストに合格するか、今季優勝もしくは賞金シード選手になるか、のいずれかで正会員入りを狙っていたが、プロテストの目が消え、今後の出場試合も危ぶまれるなか、シード選手も厳しい状態。となれば、あとは優勝を狙うのみ、と気合十分だ。

2週前の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では5位タイ発進から、2日目以降は失速し、54位タイフィニッシュ。悔しい結果となったが、再び一発逆転へのシナリオを実現すべく、難コース・小樽カントリー倶楽部を攻略した。「もう失うモノはないので、出られる試合で結果を出していくしかないかなと思います」と、5バーディ・3ボギーの「69」で、首位と2打差の好発進を決めた。

「パットがよく入ってくれました。練習ラウンドからグリップを少し太めのものに替えたら、構えたときの感触がしっくりきました」と、この日は26パットで全体3番目タイ。優勝というわかりやすい結末への第一歩に最も貢献したのはパターだった。

とにかく優勝が自身に課した至上命題。「プロテストに落ちてからは毎試合、優勝するという気持ちで臨んでいます。それしか見ていないです。黄金世代がすごい活躍を見せていますが、私たち1コ上もできるんだというところを見せたい」と、闘志を燃やす。壮大な目標に向けてまずは、第一関門を突破。「90点」と評するこの日のラウンドに磨きをかけ、残り3日間で頂点を目指す。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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