アルムの助言でアンダーパー、イ・ボミ予選落ちにも課題が見えた

アルムの助言でアンダーパー、イ・ボミ予選落ちにも課題が見えた

イ・ボミは試行錯誤を繰り返しながら復活の道を探る(撮影:村上航)

<ニトリレディス 2日目◇24日◇小樽カントリー倶楽部(6,628ヤード・パー72)>

不調から脱するため、先輩に助言を求めたイ・ボミ(韓国)。「ニトリレディス」初日は7オーバー・110位タイと大きく出遅れたボミだが、2日目には意地を見せた。5番で「40ヤードくらい」のアプローチを直接沈めてバーディが先行すると、9番パー5、そして押し返した10番パー5と連続バーディ。この時点で、予選カットラインの4オーバーまで戻したが…。


「予選通過もあるかなと思ったのですが」と唇をかんだボミ。14、15番を連続ボギーとして6オーバーまで後退し、迎えた名物ホールの難関16番パー4。ティショットをフェアウェイに置くと、残り200ヤードのセカンドをピン右9メートルにつけた。きついフックラインを見事に沈めて5オーバーとした。「まだチャンスはある!」と懸命に予選通過を目指したが、最終18番では狙いにいったバーディパットがオーバーしボギー。4バーディ・3ボギーの「71」。トータル6オーバーで予選落ちながら、「アンダーパーで回れて良かった」と薄く笑みを浮かべた。

前日は「何をしていいか分からない」と肩を落としたボミ。フォロースルーのクラブ軌道が左後方に行き過ぎるために、フックがきつくなる。それを嫌って球が捕まらない、バックスイングをどう上げていいか分からない。そこでアドバイスを求めたのが今季復活優勝を果たし、目下絶好調の黄アルム(韓国)だった。「フォロースルーで左ヒザが伸びていると言われたので、それをガマンしました。どうしても体を早く回転したいと思うと、そうなってしまっていたんです」。

アルムの助言が功を奏して、この日はイメージ通りのスイングができる場面も生まれたが、それでも「スイングが怖い」状態から完全に脱却することはできなかった。18番も「左にいってしまった」と、反省点は多いものの、アンダーパーでのラウンドは、前を向く力の源になった。

「ガマンして、すごく頑張りました」と声を振り絞ったボミ。これで今季7度目の予選落ちとなってしまったが、「また来週頑張ります」と話し、コースを後にした。復活への道のりは長そうだが、着実に歩みを進めていくしかない。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

関連記事(外部サイト)