パター二刀流で勝負のアダム・スコット「若い頃のアダムに戻ったようだ」

パター二刀流で勝負のアダム・スコット「若い頃のアダムに戻ったようだ」

アダム・スコットの復調のカギは“二刀流パター”?(撮影:GettyImages)

<ノーザン・トラスト 2日目◇24日◇リッジウッドCC(7,385ヤード・パー71)>

長いあいだ不振を極めていたアダム・スコット(オーストラリア)が、この日のベストスコア7アンダーをマークして、トータル9アンダー・首位と1打差の3位で決勝ラウンドに進む。


2週前の「全米プロゴルフ選手権」で優勝争いを演じ、復活を果たしたスコットは「あれでもっとハングリーになっている」と目を輝かせる。かつて世界ランキング1位に君臨した男が、今上昇気流に乗っている。「体は無理だけど、頭は若い頃のアダムに戻ったようだ」と、アラフォーを迎えてなお若々しいのは、気持ちが乗ってきているからだ。

加えて、好調を支えているかどうかは定かではないが、3週前の「WGC-ブリヂストン招待」の初日と全米プロの2日間で、パターを2本バッグに入れていたことも話題を呼んだ。長らく長尺パターを使い続けてきたスコットだが、2016年にアンカリング(パターの一部を体につけてストロークすること)が規制されたことにより、極度のパット不振に陥った。その後短尺も試し、さらに体につけずに長尺を使用。この不振はツアーでも有名な話だ。

「僕のバッグにクラブが15本入っていると思った同伴競技者もいたんじゃないかな(笑)」と話すスコット。ほとんどは長尺を使ってのラウンドだが、数度短尺も使うことがあるという。「この数カ月は短いパターで調整をしてきて、5から7メートルほどのパットがすごくよくなったんだ」。調整用とはいえ、パター二刀流が好結果に結びついている。

長尺で問題がなければ1本でいくというスコットだが、「ロングパット用とショートパット用のパターがあってもいいのではないかと思っている」と、今後も二刀流でいくことを示唆。とにもかくにも、長距離砲で正確なアイアンショットが持ち味のスコットがパター開眼ともなれば、再び世界のトップに返り咲くことも十分に考えられそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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