石川遼、熱中症と戦った芥屋で秋の陣に手応え「後半戦が楽しみ」

石川遼、熱中症と戦った芥屋で秋の陣に手応え「後半戦が楽しみ」

ホールアウト後に健闘をたたえ合う石川遼(左)(撮影:佐々木啓)

<RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日◇26日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>

2日目から熱中症による体調不良と戦いながらのプレーとなった石川遼。「今日の朝は体調は思ったよりも回復していませんでした」という最終日だったが、6バーディ・1ボギーの「67」とスコアを5つ伸ばし、トータル10アンダー・7位タイで終えた。


体調面を除けば「内容も少し良くなってきましたし、今日、パッティングを外したのが2〜3回あった。そういうスコアを望めたような感じでやれたと思います」と合格点をつけられる結果に。最終18番パー5では残り210ヤードからのセカンドショットを7番アイアンで2オン成功。手前10mにつけたが、このパットを外して天を仰いだ。

「本当はあそこに落として、フォローだったのでグリーン固くて転がるかと思ったのですが、3mくらいしか転がらなくて。計算違いだったかなと思います。番手選択は良かったのですが、思ったよりも転がらなかったですね」と苦笑い。ちなみにこのときに放った「入れ!」という言葉がテレビに拾われており、「拾われていました?恥ずかしいですね。手応えはあったんですよね」と照れくさそうに微笑んだ。

今日のターニングポイントは9番だった。ボギーが先に来たものの前半だけで4バーディ。上位追撃のためには絶対獲りたいパー5だった。だが、ティショットを左に曲げると、残り40ヤードからの3打目を寄せられず。「(バーディを獲れていれば)2位くらいまではもしかしたらいけたかもしれないですね。(優勝スコアの)14はちょっと今日のゴルフだと遠かったと思いますが、12くらいなら届いたかなと」。悔やまれる1ホールだった。

だが、その曲げたティショットを含めて“気づき”があった。「今日のほうがティショットはいい感じでは打てていて。悪いときの傾向が分かった気がします。シャットに使いすぎてインパクトの時にロフトが立って当たる感覚の時が悪いのかなと」と、状態が上がっているドライバーショットのミスの傾向を掴んだ。これからの戦いに向けて、という意味では大きなミスショットだったのかもしれない。

「こういう感じでゴルフができれば後半戦が楽しみだなと思った。前半戦とは違ったプレーを見せられるような気がします。来週に関しては体にも気を使って、木曜日に向けてアプローチしていかないといけない。まずは万全といかないまでも体調を戻して、火曜日にハーフラウンドできるようにやっていきたい」。思いがけず熱中症との戦いとなってしまった福岡決戦。それでも得たものは少なくなかった。(文・秋田義和)

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