20試合ぶりのトップ10、渡邉彩香が今季ベストの2位フィニッシュに「楽しかった」

20試合ぶりのトップ10、渡邉彩香が今季ベストの2位フィニッシュに「楽しかった」

渡邉彩香、北の大地から復活ののろしを上げた(撮影:米山聡明)

<ニトリレディス 最終日◇26日◇小樽カントリー倶楽部(6628ヤード・パー72)>

自己評価は低くても、「楽しかった」と笑顔を見せた。「ニトリレディス」最終日、首位と2打差の5位タイからスタートした渡邉彩香が、4バーディ・3ボギーの「71」で回り、トータル4アンダー・単独2位。優勝したアン・ソンジュ(韓国)に3打及ばなかったが、充実感を匂わせた。


「9番、10番のティショットのミスは悔やまれますけど、これならいいかな」と、久しぶりの優勝争いに白い歯をこぼした。今季は開幕戦から1試合を除き出場を続けてきたが、3月の「アクサレディス」で3位タイに入って以降、トップ5はおろか、トップ10にも入ることもなく、前週までは23試合中13試合で予選落ちを喫した。ショット不振に苦しんだ時期が嘘のように、今大会では久しぶりに元気な姿を披露。見事に復活を告げた。

「それほど自己評価は高くないですが、楽しめたと思います」の言葉には優勝争いに加わったうれしさと、ツアー3勝を誇る実力者なりの悔しさが同居する。「今週はショットが良かったので、まずまずだったかなと思います」と、持ち前のショット力も戻ってきている。この日は若手の飛ばし屋・原英莉花と同組に。飛ばし合いの様相を呈したが、全く引けを取らない豪打で、ギャラリーを魅了した。

7番パー3では2メートルにつけるもパー。大詰めを迎えた17番パー3では3メートルにつけるも決まらず。要所での詰めの甘さは出てしまった。「最後の3ホールは、パッティングに関しては入れられたかなというところもあるのでちょっと悔いが残る」とし、復活優勝への課題も見えた。賞金ランキングも前週の72位から42位に浮上。2016年のリオ五輪代表の座にあと一歩と迫るなど、日本を代表する大型プレーヤー。シード権争いの位置にいる選手ではないことは、渡邉自身が一番よく分かっている。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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