同世代のプレーも「刺激」にトップ10入りの畑岡奈紗 メジャー最終戦に向け課題も明確に

同世代のプレーも「刺激」にトップ10入りの畑岡奈紗 メジャー最終戦に向け課題も明確に

2週連続トップ10フィニッシュの畑岡奈紗 メジャーに向けての課題にティショットを挙げた(撮影:GettyImages)

<カナディアン・パシフィック女子オープン 最終日◇26日◇ワスカーナCC(6,675ヤード・パー72)>

首位と1打差の2位タイからツアー2勝目を狙った畑岡奈紗は、4バーディ・4ボギーの「72」とスコアを伸ばせず。トータル13アンダー・8位タイで今大会を終えた。


コースを包む寒さと雨。それに加え、同組で回ったブルック・ヘンダーソン(カナダ)に対する地元からの大きな声援のなかプレーした畑岡。「今日はティショットが安定しなくて、なかなかチャンスにつけられなかった。伸ばせなかったのは残念」と、この“アウェー戦”を制することができず悔しい気持ちを口にした。

スタートの1番からティショットが右へ行き、木に直撃。これは何とかラフに落ち、OBを免れたが、深いラフからのセカンドはグリーン手前から転がってグリーンの奥へこぼれた。この後も寄らず入らずと精彩を欠き、いきなりボギーを喫してしまう。さらに6番もボギー。9番パー5ではこの日初バーディを奪ったものの、後半に入り11番で3つ目のボギーを叩くなど、小気味よくスコアを伸ばしていくヘンダーソンを横目に、なかなかリズムに乗り切れなかった。

一時はトップ10からも姿を消すことになったが、12番からの4ホールで3バーディと意地も見せた。その後16番はボギーとしたものの、先週の「インディ・ウィメン・イン・テック選手権」の7位に続きなんとかトップ10フィニッシュ。「試合で色々試したり調整したりという中で、今週もトップ10をキープできたのは良かったと思う」と結果には及第点を与えた。

この日のラウンドは1歳年上のヘンダーソンと、同い年のエンジェル・イン(米国)とともにプレー。地元の応援を背に、スコアを伸ばしたヘンダーソンについては「応援がすごかったが、プレッシーのある中であれだけのプレーをするのはすごい」と讃えた。最終的に2位をキープしたインを含め、同世代のプレーを目の当たりにし「今日はいっぱい刺激を受けた」。これから何度も優勝争いを繰り広げるであろうライバルのプレーにも引っ張られた一日だった。

今週の「キャンビア・ポートランド・クラシック」はスキップし、次の照準は9月13日開幕のメジャー「エビアン選手権」に合わせている。今年最後のメジャー大会に向け「エビアンに出るのは初めて。コースは分からないけど、多分ラフも長いと思うので、(安定した)ティショットを打てるようにしたい」と課題の調整に励みフランスに入っていく。

「なかなか4日間安定してプレーが出来ていないので、そろそろ安定したプレーをしたい」と話した畑岡。気持ちも新たに、メジャー制覇という悲願達成に向け再び進んでいく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>