闘志を抑えて刻むのが吉?ツアー最長535ヤードのパー4、選手たちはどう攻める?

闘志を抑えて刻むのが吉?ツアー最長535ヤードのパー4、選手たちはどう攻める?

「PAR 5」の間違い?…ではありません! 選手を苦しめる“富士桜名物”の最長パー4(撮影:ALBA)

<フジサンケイクラシック 事前情報◇29日◇富士桜カントリー倶楽部(7,566ヤード・パー71)>

選手たちから「長い…」と思わずため息が漏れる。7566ヤードを誇る富士桜カントリー倶楽部での戦いが、今年もやってきた。


7566ヤードは、1973年のツアー制施行後における18ホールでは4番目の長さ。名物ホールは535ヤードの5番・パー4。こちらはパー4の中では近年最長だ。

「あれはパー5ですよね」と苦笑いで漏らしたのは、ドライバーの平均飛距離が約280ヤードの竹谷佳孝。「セカンドが230ヤードくらい残ってしまう。グリーン手前に池もあるので、3打目勝負で“ボギーを打っても仕方がない”という頭でいかないと、ダボがくる」と警戒。

一方で、飛ばしが持ち味の永野竜太郎も「ティショットを置く場所も難しい」と苦戦。セカンド地点は右ドッグレッグのコーナーに当たるが、右にはバンカーが待ち構えている上に、フェアウェイが右に傾斜している。

200ヤード以上残るセカンドを、狙った場所に打っていくのも至難の業。「フェアウェイにいったところで、200ヤード以上残るセカンドも難しい。(ティショットが)ラフにいったほうが、レイアップして3打目勝負になるから割り切ってやりやすい」。プロゴルファーなら当然バーディを狙いたい。しかし、そこをぐっと抑えて「本当はボギーでいいなんて思いたくないけど、ボギー狙いのパー」と刻むことも選択肢に入れている。

コースセッティングアドバイザーを務める細川和彦は、「基本的には、攻めた人がおいしい思いをするように考えています。今年は例年よりグリーンの状態もいいので、ピン位置もシビアなところに切れそうです」とニヤリ。本戦ではロングコースを舞台に、さらに見ごたえのある戦いになりそうだ。(文・谷口愛純)

<ゴルフ情報ALBA.Net>