金井智子、順調な滑り出しは“志保流”アプローチのおかげ

金井智子、順調な滑り出しは“志保流”アプローチのおかげ

姉貴分・大山志保の指導で結果を残した金井智子(撮影:上山敬太)

<ゴルフ5レディス 初日◇31日◇GOLF5カントリーみずなみコース(6,545ヤード・パー72)>

15年以来3年ぶりにGOLF5カントリーみずなみコースで開幕した「ゴルフ5レディス」初日は、雷雲接近のためサスペンデッドに。そんな中、金井智子が3アンダーでホールアウト。6月の「アース・モンダミンカップ」以来となる久々のアンダーパーでフィニッシュした。


インから出た金井は「最初にロングパットが入ってくれて流れが良くなった。ショットも良かったですね」と前半だけで3バーディを奪う展開。だが、後半は「アウトコースは練習ラウンドしていなくて…」とコースを完璧に把握できておらず苦しい展開に。「でもパターとアプローチでしのいでパープレーでいけました」と粘りを見せて、首位と5打差に踏みとどまった。

頼みの綱となったアプローチは大山志保に教わったもの。「相談事があるたびに聞いてもらっています」と慕う姉貴分と親しくなったのは3年前に遡る。

「試合で一緒の組になったときにすごく優しくて。それから一緒に練習ラウンドをさせてもらうようになって、お姉さんみたいに仲良くさせてもらうようになりました」と当時を振り返る。「大山さんは色々な角度から教えてくれるんです。すごく教えるのが上手くてわかりやすい。スイングから小技系まで色々聞いています」。

今週はアプローチで「インサイドに引いてシャンクが出るクセがあるんです」と相談。すると姉貴分は、金井がアプローチ練習しているスタンスの位置にクラブを置いて、クラブを上げる位置を確認しながら「もう少しアウトに上げてみて」とアドバイスを送ったが、金井にはしっくりこなかった。すると大山は今回も親身になって、さまざまな角度から金井に合うものを用意してくれた。「バンカーみたいに打ってみたら?」と方針を変更。するとこれがピタリとハマった。そして、それが試合でいきなり奏功するかたちとなった。

今季はQTランキング52位の資格でツアーに臨んだが、前半戦で成績を上げられず、第一回リランキングでは70位と出場順位が落ちてしまった。それだけに出場権が降りてきた今大会で結果を出したいところ。ましてや、ここGOLF5カントリーみずなみコースは姉貴分が14年にトーナメントレコードで制した舞台。そんな大山の思い出の地で上位に入り、9月末に行われる第2回リランキングにつなげることが最高の恩返しとなるはずだ。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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