“4度目”の正直へ 小祝さくらは“奈紗流”で初タイトル狙う

“4度目”の正直へ 小祝さくらは“奈紗流”で初タイトル狙う

ツアー初優勝へ 小祝さくらは“奈紗流”で頂点を目指す(撮影:佐々木啓)

<ゴルフ5レディス 2日目◇1日◇GOLF5カントリーみずなみコース(6,545ヤード・パー72)>

「ゴルフ5レディス」は9月1日(土)、悪天候のため順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドを行い、小祝さくらがトータル10アンダーの3位タイと上位をキープ。首位とは2打差と、今シーズン3度敗れている優勝争いに今度こその思いで挑む。


足がかりは残していた第1ラウンドの18番だった。この日最初のプレーとなった、ピンまで残り90ヤードという2打目をピン右手前1.5mにつけてバーディとすると、続けて行われた第2ラウンドでも4番、6番とバーディを奪い着実にスコアを伸ばす。折り返してからも1つ伸ばして迎えた15番で13mを沈めて、16番では残り90ヤードから1mにつけて連続バーディを奪取。最終18番でティショットを左に曲げて今大会最初のボギーを叩いたが、優勝圏内で踏みとどまった。

小祝は、今季がルーキーイヤーながら5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」を皮切りに、7月の「サマンサタバサ レディース」、「センチュリー21レディス」と今季3試合、首位で最終日を迎えている。だが、いまだ初優勝には手が届いていない。そこで今大会では戦い方を変えるという。

「これまでは結構周りの選手のスコアを見ていたのですが、今週は見ずに行くと思います。他の選手のスコアを気にしても仕方がないので。相手も気にせず、自分の順位も見ずに目標スコアを設定してそこだけを見てやりたい」。昨年の「日本女子オープン」で2位以下に2打差をつけて最終日を迎えるも、「目標は20アンダー」とひたすらにバーディをとり続けて周りをねじ伏せた畑岡奈紗のように戦う構えだ。

奇しくも小祝の今週のキャディは、その女子オープンで畑岡のバッグを担いでいた小俣裕次朗氏。これが2度目のタッグだが、「とてもポジティブで、私がミスや不安について話しても前向きな答えを返してくれている」と早くも息の合ったところを見せている。今週はその小俣氏と「毎日5アンダー」を目標に取り組んでいたが、想像以上にスコアが出ていることから「自分の中では明日は6か7(アンダー)くらいに設定しようと思っています」と上方修正する予定のようだ。

もう1つ偶然か。首位を走る優勝争いの相手は、女子オープンで畑岡を2位から追いかけた申ジエ(韓国)。世界で51勝を挙げた百戦錬磨を相手に、駆け引き勝負は分が悪い。目標だけを見据えた猛チャージで一気にかわし、そのまま初タイトルへと突っ走りたい。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>