ライバルは自分の“がっつき”にアリ!三ヶ島かな、苦い経験を生かして初Vなるか!?

ライバルは自分の“がっつき”にアリ!三ヶ島かな、苦い経験を生かして初Vなるか!?

今週はクールに決める!(撮影:村上航)

<樋口久子 三菱電機レディス 初日◇26日◇武蔵丘ゴルフコース・埼玉県(6585ヤード・パー72)>

今季もこの大会を入れて5試合を残すのみ。いよいよ大詰めを迎えている女子ツアーだが、シード権を争う選手にしてみれば、それこそ目の前の1打に賭ける思いは相当なものだ。


初日を5アンダーの単独首位でスタートした三ヶ島かなも例外ではない。現在、賞金ランキング46位とシード圏内に入ってはいるが、決して安全圏ではない。「(ボーダーライン上には)“えっ!?”と思うような先輩がたくさんいますからね。周りの人からは“大丈夫でしょ”っていわれますが、全然気が抜けませんよ」と、本音を語る。たしかに、笠りつ子、藤田さいき、渡邉彩香、佐伯三貴、原江里菜、川岸史果、西山ゆかりといったシード常連の顔ぶれが並んでいるだけに、少しでも油断したら、50位以内から弾き出される恐れは十分にある。

昨年は予選落ちしたものの、初めて出場した一昨年の大会では、11位タイに入っている三ヶ島。「このコースはグリーンが速いから好きです。私の場合、遅いグリーンよりも、速いグリーンのほうがいいですね。邪念を消して気持ちよくストロークするだけですが、タッチが合いますから」という三ヶ島。そのことばどおり、この日の25パットは4番目にいい数字だ。

2週前の「富士通レディース」では、最終日を首位と1打差の3位タイでスタートしたが、スコアを1打しか伸ばせず、首位と2打差の3位タイに甘んじた。「結果論ですが、前半の3番と5番でボギーを叩いたんですよね。それがなければプレーオフだったんです」と、悔しそうな表情を浮かべる。振り返ってみれば、昨年の「アース・モンダミンカップ」でも2番で1mぐらいのバーディパットを1mオーバー。それを外してボギーを叩いた。最終的に優勝した鈴木愛と1打差の2位だっただけに、いまだに悔やんでも悔やみ切れない。

その原因は、すべて自分の“がっつき”にあると分析する。あせってバーディを欲しがった結果、叩かなくてもいいボギーを叩いたことが、最後に響いたわけだ。それだけに、今回はがっつかないことがキーワードとなる。

しぶといゴルフをする三ヶ島だけに、より慎重なゴルフを心がければ、シード権死守どころか、初優勝の目は十分ある。(文・山西英希)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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