米国ツアーVS日本ツアー データ派と感情派2人の意見もそこで真っ二つに…【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

米国ツアーVS日本ツアー データ派と感情派2人の意見もそこで真っ二つに…【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

鈴木愛が日本ツアーメンバーの意地を見せることができるか?(撮影:鈴木祥)

<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇1日◇瀬田ゴルフコース 北コース・滋賀県(6,659ヤード・パー72)>

明日2日(金)から始まる国内女子ツアーが、日本唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦「TOTOジャパンクラシック」。日米ツアーに出場するトップ選手78人が、強い気持ちを胸に3日間の決戦に挑む。そんな熱き戦いを、今週もデータ好き記者Aと、ドラマティックな展開大好きの記者Mが予想。


■13年ぶりの瀬田決戦
元世界ランク1位のフォン・シャンシャン(中国)が2連覇中の今大会。過去にはアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が5連覇を達成するなど、米ツアー選手が、その実力をいかんなく発揮してきた。

コースは昨年までの太平洋クラブ 美野里コースから、13年ぶりに瀬田GC北Cへと変更。名匠・井上誠一氏が設計し、琵琶湖や比叡山を望む丘陵コースが舞台となる。ソレンスタムの5連覇のうち4勝がこの地で挙げたものとあって、新たな伝説が作られることにも期待がかかる。

■日本で戦い慣れた海外勢が有利 優勝経験があればなお良し(記者A)
前述の通り瀬田GCで行われるのは2005年以来。瀬田で行われた直近5試合の優勝者を見てもソレンスタムが4勝を挙げているためデータ的には乏しい。そこでコースは違うが過去10年の優勝者を探ってみる。

過去10年の優勝者8人(シャンシャン、申ジエが2勝)のうち、同年に日本ツアーを主戦場としていたのは3人。日米両ツアーに出ていた上田桃子を加えても、米ツアー勢の方に分がある。

ただし、14年に香妻琴乃、イルヒー・リー(韓国)とのプレーオフを制した李美香(韓国)を除けば、全員過去に日本ツアーに出場経験があった。さらにステーシー・ルイス(米国)、テレサ・ルー(台湾)以外は日本ツアー優勝経験あり。というわけで、日本ツアーでの優勝経験、少なくとも出場経験がある選手に注目したい。

となれば、連覇中のシャンシャンと、今年の「日本女子オープン」を制したユ・ソヨン(韓国)が筆頭か。また「LPGA KEBハナバンク選手権」で2年ぶりとなる優勝を挙げた日本メジャー2勝のチョン・インジ(韓国)、昨年の年間女王で16年の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」覇者レクシー・トンプソン(米国)あたりも気になるところ。また、今年の「全米女子オープン」で2位となったキム・ヒョージュ(韓国)も「サントリーレディス」の優勝経験があるだけに要注目となる。

■今週は女子で“日本ツアーの意地”を見たい!(記者M)
先週の男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」。あの試合はすごかった…。2人の男の意地のぶつかり合い。それが今季屈指の名勝負を生み出し、終盤の方はずっと声を出しての観戦が続いていた。感情入り込みまくり。ドラマティックに溢れた試合、ごちそうさまでした!

そして今週は、瀬田で意地をむきだしにプレーする日本勢に期待したい!そのなかで優勝候補として挙げたいのが鈴木愛だ。今年5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」。2日目に韓国ツアーの賞金女王、イ・ジョンウン6がトップに立ったさい、鈴木は「すぐに勝たれるようなツアーではダメ」と感情をあらわにするなど、ことあるごとに日本ツアーメンバーとしての意地を口に出してきた。

右手首のけがからの復帰後もコンスタントに成績を残し、待たれるのは『優勝』という結果だ。日本ツアーの“門番”として、米ツアーメンバーの前に立ちはだかって欲しい。

また、今大会での優勝→米ツアー参戦という青写真を描く成田美寿々にも注目。今季はここまでですでに3勝。目標とする『年間5勝』達成に向ける気持ちも強い。初日はアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)とシャンシャンという“世界1位コンビ”との同組とあって、さらにその闘争心がかきたてられるだろう。

なにはともあれ日本ツアーの威信をかけ、米ツアーメンバーと死闘を繰り広げる選手の姿で今週末は涙したい!

<ゴルフ情報ALBA.Net>