賞金減額が手痛い… 決戦は明日、比嘉一貴にとって今後を左右する大一番に

賞金減額が手痛い… 決戦は明日、比嘉一貴にとって今後を左右する大一番に

会場を後にする比嘉一貴 明日は強い覚悟を持って大一番の18ホールに臨む(撮影:村上航)

<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 3日目◇3日◇PGMゴルフリゾート沖縄(7,270ヤード・パー72)>

日亜両ツアーでの飛躍を目指す比嘉一貴に、重いプレッシャーがのしかかる。今季は国内ツアーにスポット参戦しながら、アジアンツアー下部・ADTツアーを主戦場に戦ってきた。同ツアー賞金ランク7位までに付与されるアジアンツアーでのシード獲得を目指しながら、国内ツアーでの賞金シードも狙っている。


現在ADTツアーの賞金ランクは8位。出場義務試合数を満たし、順位を上げるために残り2試合に参戦しなければならない。国内ツアーは、30人しか出場できない最終戦を除いて今季3試合残っているが、今のところ出場資格がないため、年内は今大会が最後。昨年実績ではシード獲得ラインが賞金総額1400万円となっているが、比嘉は現在約1000万円というのが現状だ。

ここで少しでも多く上積みしたかっただけに、3日目中止による加算額75%への減額はかなり手痛い。「賞金のことを考えると、4日間やりたかった。この試合できめるつもりで来たんですけど…しょうがないですね」と落胆を隠せない。

「ADTツアーには来週と、ファイナルQTの週に出ます。カシオワールドオープンの週は空いているので、どうにか出られたらいいのですが」。カシオワールドオープン終了時までに賞金ランクで75位内に入っていれば、賞金シードを確保できずとも、ファイナルQT(来季出場資格をかけた予選会)に出場できる見込みだが、スケジュール調整がうまくいかない。「今週(シードを)決めれば、すべての問題が解決できるので」と、明日の結果次第で今後の命運が大きく変わる。

今季は主催者推薦で出場した「ブリヂストンオープン」で9位タイに入り、トップ10の資格で翌週の「マイナビABCチャンピオンシップ」に出場。そこでも6位タイと好結果を残した。残る1日も、自らの手で運命を切り開いていく。(文・谷口愛純)

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