本日の記録は3時間19分、1人ラウンドの大里桃子は最後の最後でトラブル

本日の記録は3時間19分、1人ラウンドの大里桃子は最後の最後でトラブル

スタート時の大里桃子 1人のラウンドに少し不安げ?(撮影:米山聡明)

<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日◇22日◇宮崎カントリークラブ・宮崎県(6471ヤード・パー72)>

選ばれし29人。今季優勝者と賞金ランキング上位者らエリートがそろった「LPGAツーチャンピオンシップリコーカップ」。今年はイ・ミニョン(韓国)の欠場により、奇数出場者となり、恒例の1組2人のプレーからはみ出たのが大里桃子だ。


プロテスト合格直後の8月、「CAT Ladies」でツアー初優勝を遂げた。その後は成績が振るわなかったものの、賞金ランキング49位にも入り初の賞金シードを獲得。当然ながら初めての最終戦に臨んだ大里を待っていたのは、孤独な1人ラウンドだった。例年、本大会は賞金ランキング順のスタート。下位選手から上位選手の順番でスタートしていくため、大里は今回1人でのラウンドとなった。

午前9時。一人旅はスタートした。前半は8番までオールパー。9番でこの日初バーディを奪ってハーフターンした。「最初は不安でしたけど、すごく気楽に自分のペースで回れました。ちょっと時間をかけすぎたかなと思うぐらいかけてしまって(笑)。ゆっくり回れたのでよかったです」と、1ショット、1パット、ホールを独り占めしながら18ホールをかみしめた。

かかった時間は3時間19分。これを早いととるか遅いととるかは、ほとんど前例がないため、はっきりしない。本大会を主催する日本女子プロゴルフ協会(LPGA)も、1人ラウンドの明確なタイムスケジュールはないという。当然、後続の組は2人でのプレー。追いつかれることはないが、大里をトラブルが襲ったのは最終ホールだった。

イーブンパーで迎えた17番パー4(317ヤード)でドライバーを振り抜き、ピンまで35ヤード地点まで運ぶと、セカンドは失敗したがこれを沈めてバーディ。気分良く18番ティに立ったはずが、今度はドライバーが右にすっぽ抜けた。グリーン方向にはテレビ塔。動かせない障害物のためドロップ場所を決めるに際して、「左右どちらでも」と競技委員。大里が選んだのは右側。「私ドロップするのが下手なので」と、ドロップしたボールはすっぽりとラフに沈んだ。ピンまで180ヤードのショットは大きくショート。3打目地点に行けばディボット跡で「ついていなかった」と、これも寄せきれずにボギー上がりとなった。

それでも「最初は恥ずかしかった(笑)」という1人ラウンドはイーブンパー・16位タイ。“最下位”脱出で「明日は2人ですね(笑)」と笑顔。ちなみに2日目は第8組目で鈴木愛と回ることになった。急上昇を果たした1年目。残り3日間でどこまで上位を追撃できるのか。3日目、最終日が1人ラウンドとならないためにも明日は大事な日になる!?(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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