宮里優作 欧州開幕戦は悔しい結果に…「もっとショートゲームを磨きたい」

宮里優作 欧州開幕戦は悔しい結果に…「もっとショートゲームを磨きたい」

欧州ツアー開幕戦を62位タイで終えた宮里優作(撮影:岩本芳弘)

<HONMA香港オープン 最終日◇25日◇香港ゴルフクラブ(6,699ヤード・パー70)>

欧州ツアー「HONMA香港オープン」最終日。この日はあいにくの空模様でときおり激しい雨がふりつける天候となったが、34位タイから出た宮里優作は2バーディ・5ボギーとスコアを3つ落とし、トータルイーブンパー・62位タイで大会を終えた。


欧州ツアーで宮里が目標としている“常時トップ20入り”は叶わず。試合後には「一日ひどかった。ちょっとスコアが荒れましたね」と疲れた様子を見せた。

今朝も260ccの極小ヘッドドライバーを使用するかどうか悩んだ。以前使用していたドライバーよりも極小ヘッドのほうがアイアンと同じように振れるため、振りやすさは感じるものの、シャフトのポジションを変えたことによりバックラインの位置がズレるなど調整に苦慮。急遽グリップを挿し直してもらったが、接着剤が完全に乾いていないのか、握った感触がしっくりこない状態だった。

朝の練習では、右に左に出球がバラついた。一方、以前使用していたテーラーメイド「M3」は“右にしか”いかない。宮里がこのコースでドライバーを使用するのはわずか4ホールのため、計算しやすい「M3」を選び、コースに出たが、この日は今週好調を維持していたアイアンもいうことをきかず。「体が重くてバックスイングも上がらなかったし、スイングがよくなかった。思うようにコントロールできなかったですね」と反省しきりだ。

「65」を叩き出し、5アンダー・首位タイに立った初日はすべてがうまくいったが、そのスコアがなければ予選落ちしていただろうと宮里。「試合は初日にスコアが出ないときつい。でも、ワールドランカーは初日がダメでも翌日に上がってくる。そういう“地力”はやっぱり素晴らしいですね。今週は疲れましたが、ショートゲームがしっかりすればいい流れが作れるとわかったので、もっとショートゲームを磨きたいです」。昨年の日本ツアー賞金王は謙虚に、地力を高めている。

来週は日本へと戻り、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に臨むが、引き続き、極小ヘッドドライバーの改良も続ける。「もうちょっとヘッドが大きくてもいいのかなと。少し小さすぎました。いまはスプーン(3番ウッド)より小っちゃい。試行錯誤しながら…って、ボクが作るわけじゃないですけどね(笑)」と、最後は笑顔で会場を後にした宮里。

欧州開幕戦は悔しい結果となったが、2013年、17年と2度制した相性のいい日本シリーズでは、再びにファンの心に残るプレーを見せてもらいたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>