今季初の予選通過 蛭田みな美のヘッドスピードを上げたオフの練習

今季初の予選通過 蛭田みな美のヘッドスピードを上げたオフの練習

スイングスピードが上がったのはティバッテイング!(撮影:佐々木啓)

<Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日目◇23日◇茨木国際ゴルフ倶楽部(大阪府)◇6240ヤード・パー71>

QTランキング18位の資格でツアー出場する蛭田みな美が、首位と4打差のトータル1アンダー・9位タイで今季初の予選通過を果たした。


前後半ともに2つのバーディ、さらにボギーフリーのラウンドで、この日のベストスコアタイとなる「67」をマーク。「今日はショットがよくて、ほぼグリーンに乗りました。ロングパットもなく、ピンチもなかったです」。パーオン成功は18ホール中16ホール。キレのあるショットで、厳しいアンジュレーションが特徴的なグリーンを持つ難コースを攻略した。

昨季はステップ・アップ・ツアーの「九州みらい建設グループレディース」でプロ初優勝を挙げたが、レギュラーでは13試合中予選通過がわずか3試合。2014年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」を制するなど、アマチュア時代から将来をしょく望された蛭田も、16年にプロ入り後、思うような日々を送ることができていない。

昨年のQTで今季前半戦の出場権を確保。そこでの活躍のため、オフには飛距離アップに取り組んだ。「ヘッドスピードを上げることを重点に置きました」と、ゴルフクラブをバットに持ち替えて“野球トレ”に明け暮れたという。約700gの金属・木製それぞれのバットでテニスボールを打つというのがトレーニングの内容。「父にボールを上げてもらい、100球を1セットとして4セットという練習を続けました。手にマメもできましたね」。成田美寿々も行うティバッティングの要領で、スイングを鍛え抜いた。

その結果ヘッドスピードは41.9m/sから42.5m/sにアップ。飛距離も10ヤードほど伸び、キャリーで220ヤードを越えるようになった。「バットで打ったことで振る力があがったのかなと思います」。手ごたえをつかんでシーズンインした。

ここまでの2戦は予選落ちを喫したが、パターをピンパターからマレットに変えたことで、敗因となっていたグリーン上も「上向き」に。ツアー初優勝が狙える位置に「ショットがよければチャンスはあると思います」と言って笑顔を見せた。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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