快勝ムード一転…終盤崩れた申ジエ スロープレーで警告も

快勝ムード一転…終盤崩れた申ジエ スロープレーで警告も

勝ちパターンが一転…名手らしからぬ展開に(撮影:佐々木啓)

<Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 最終日◇24日◇茨木国際ゴルフ倶楽部(大阪府)◇6240ヤード・パー71>

優勝が近づいた終盤にドラマが起きた。初日、2日目に単独トップ。前日のラウンド後には「優勝します」という宣言を打ち立てていた申ジエが、後半崩れた。正確無比なショットで、果敢にピンを狙い続けながらも前半はノーボギー。ハーフターン時点では、追走していた上田に3打差をつけ快勝ムードがコースを包んでいた。


しかし、12番、14番でボギーを喫すると、15番で“まさか”の展開が。ティショットをフェアウェイに置き迎えたセカンドショットを、グリーン右手前のバンカーに突き刺すと、「スタンスが取りづらかった」と続く第三打をグリーン奥にこぼした。そこから寄らず入らずのダブルボギー。「ダボで済んでよかった」と振り返ったが、昨季メジャー3勝を挙げた名手に狂いが生じた。

さらにこのホールでは、110秒の時間をかけた第三打で、許容時間を70秒オーバーしバッドタイム(警告)が出されることに。9番ホールアウト後には、アウトオブポジション(グループに遅れが生じている状態)でイエローカードが出されていた。

後半崩れた理由について「それも含めてゴルフだし、想定内のこと」とバットタイムの影響は否定。「前半の調子を維持できなかったのは自分のせいだし仕方がないです」と、自らのなかにこの敗戦の理由を求めた。(文・間宮輝憲)

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