米国で痛感した差は大きく… 賞金王・今平周吾が試行錯誤の4日間

米国で痛感した差は大きく… 賞金王・今平周吾が試行錯誤の4日間

ドライバーもスイングも変えて飛距離増を狙う今平周吾(撮影:鈴木祥)

<東建ホームメイトカップ 最終日◇21日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>

日本の賞金王といっても、海外で感じた力の差は大きかった。先週の海外メジャー「マスターズ」に参戦するも予選落ちとなった今平周吾。休む間もなく会場入りした本大会の開幕前には、「飛距離がないと…」と口にした。


マスターズではケビン・キスナー(米国)とキラデク・アフィバーンラト(タイ)と同組でラウンド。米国ツアーでは決して飛ぶ選手ではなかったが、「それでも10ヤード先にいっていた」と飛距離の差を痛感。マスターズ直後の本大会では飛距離を重視するあまり、初日から3日間ドライバーを思いきり振った。フェアウェイキープ率は2日目に28.57%(121位タイ)となるなど、賞金王らしからぬ数字をたたき出し、3日目を終えてトータル2アンダー・45位タイ。

「3日間が悪すぎた。思いっきり振っても飛ぶものでもないので難しい。ゆっくりでもしっかりインパクトして打てる打ち方を考えている」と試行錯誤を続けるなか、3日目を終えて試した新ドライバーを最終日に投入。これまでよりヘッドが大きいヤマハの『RMXプロト01』を投入し、打ち方もコントロールも重視したものに変えて、6バーディ・1ボギーの「66」をマーク。5つスコアを伸ばしてトータル7アンダー・18位タイで終了。ようやく賞金王らしい姿を取り戻した。

しかし、飛距離を追い求める姿勢は変わらない。「海外の試合にスポットで出たり、将来海外でと考えると、あと10ヤードは必要。クラブでは限界もあるので、体を大きくして伸ばしたい」と現在から5キロアップの70キロまでのウェイトアップを考えている。「ショートゲームが崩れなければ(飛距離を求めても)大丈夫。今日はドライバーだけスイングを変えて打っていたけど、アイアンはまだできていない。バランスも悪くなるので、徐々につなげていくようにしたい。クラブも中日クラウンズまでに色々試す予定」と、試行錯誤は続く。

マスターズを経た日本の賞金王がどのような変化を遂げるのか。まずは、出場を予定している5月の海外メジャー「全米プロ」での活躍に期待がかかる。(文・谷口愛純)

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