股関節手術を経て感じるゴルフの楽しさ、無欲で最終日に挑む芹澤信雄

股関節手術を経て感じるゴルフの楽しさ、無欲で最終日に挑む芹澤信雄

グランドシニア初戦で優勝のチャンスにつけた芹澤信雄(撮影:ALBA)

<日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会 ゴルフパートナー・ヴィクトリアカップ2019 初日◇18日◇宝塚クラッシックゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6082ヤード・パー71>

「自分でもビックリするスコア」


ホールアウト後に満面の笑みを浮かべたのは芹澤信雄(59歳)だ。

スタート前には「シニア入りした際に先輩へ頭を下げ、またグランド入りして頭を下げ続けています」とおどけてみせたが、後半のイン14番パー5で20メートル近くのイーグルパットを決めたのが大きかった。最終18番パー4もセカンドをベタピンにつけてバーディフィニッシュ。風があってグリーンも硬い難コンディションを制し、先輩に遠慮することなく単独トップに立った。

「ショットはまだまだだけど、パッティングが入ってくれたね」

ショットがまだまだという理由は昨年8月、人工股関節を入れる手術を受けたため。1ラウンドするとハリが出るといい、ラウンド回数も必然的に少なくなっている。

「だからこそゴルフができるのが楽しくて仕方がない。歩くのもリハビリなので、たとえハリが出ても楽しく歩きますよ。そういう意味では無欲の結果ですが、だからこそ明日、スコアが出たら自分がどうなるかが不安(笑)。でも、大勢のギャラリーの中でラウンドするのは楽しいし、この状況で(尾崎)直道さんと優勝争いできるなんて最高じゃないですか」

レギュラーツアーの「中日クラウンズ」で予選を突破し、2012年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来の週末を楽しんだ芹澤。今度は緊張感満載の中で、ゴルフができる幸せをかみしめながら優勝を狙いにいく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>