中西直人、プロ入り最高順位の3位タイに浮上 その秘密はトラックマンにあり!?

中西直人、プロ入り最高順位の3位タイに浮上 その秘密はトラックマンにあり!?

中西直人、好調のヒミツは?(撮影:村上航)

<関西オープン 2日目◇24日◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7043ヤード・パー72>

プロ10年目という区切りの年を迎えている中西直人が、2日目に「66」をマーク。トータル9アンダーと伸ばし、今平周吾とともに3位に並んでいる。


昨年までレギュラーツアー32試合で稼いだ総賞金額は224万4883円でしかない。ところが、今季の「東建ホームメイトカップ」で13位タイに入り、それを越える226万200円を稼ぐと、次戦の「中日クラウンズ」でも26位タイとなり、98万4000円を上乗せ。現在324万6000円を稼ぎ、賞金ランキング39位につけている。ようやくその才能が開花しつつあるのかもしれないが、昨年までと何が変わったのだろうか。

「トラックマン(弾道計測器)を買ったことが大きいですね。キャリーなど、いい意味で自分の実力が分かるので、飛距離を過信しないようになりました」と中西。それまでは、自分の感覚でこれぐらい飛んでいると思っていたクラブが、いざ正確な数字を測ると、全然足りなかったことを理解できた。それも含めて、自分の飛距離を明確な数字として把握できるようになった分、クラブ選択の正確さも増した。ピンをデッドに狙うゴルフスタイルを身上とする中西にとって、これ以上ないメリットだといえる。この日も、11番パー4でピンそば1mにつけるショットを披露して見せた。

また、今回は開催コースの近くに、たまたま母親が借りている家があり、そこからコースまで通っているという。母親が畑仕事をするために借りた家だが、普段から時間があるときはその家に留まりながら、周囲のゴルフ場で腕を磨いていた。ある意味、今回はホームで戦うようなものであり、応援に駆けつける人たちも当然多い。ぜひ優勝を狙いたいところだが、不思議と気負いはないという。

「勝ち負けは神のみぞ知るではありませんが、どう転がるのか分からないですからね。それよりも見にきてくれた人をいかに楽しませるかに集中したいです。たとえ自分がボギーを叩いたホールでもそれは変わりません」。あくまでも自分流を貫き通す。首位とは2打差だが、まだ半分残っている。とりあえずは、調子のいいショットとパットでスコアを1打でも伸ばすつもりだ。(文・山西英希)

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