ミケルソンとタイガー 米ゴルフ界2大ヒーローの“明”と“暗”

ミケルソンとタイガー 米ゴルフ界2大ヒーローの“明”と“暗”

世界の人気者 決勝ラウンドの追い上げに期待!(撮影:岩本芳弘)

<全米オープン 2日目◇14日◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇7075ヤード・パー71>

4月の「マスターズ」優勝で完全復活を果たしたタイガー・ウッズ(米国)と、本大会で優勝すればキャリア・グランドスラムを果たすフィル・ミケルソン(米国)が、残り2日間で、ギリギリ上位進出を狙える位置で2日目を終えた。


ウッズは2ホール目でバーディが先行。その後はパーを重ねていったが、上がりで連続ボギー。トータルイーブンパーの32位タイと、苦しいラウンドになった。ホールアウト直後、「まだカッとしている、クールダウンするには時間が必要だ」と、記者の質問に答えるにも間を置いた。

前日は「のぼりのパットを残す」作戦が成功したが、「今日はほとんどがピンより奥で下りだった。唯一ののぼりは決めてバーディ」と、グリーン上で苦戦。32パットは、全体139位タイ。スコアメイクに苦しんだ。「まだチャンスはあると思う」としたのは、午前組終了時点。その後、午後組がスコアを伸ばし首位とは9打差。メジャー通算16勝目には、相当な追い上げが必要となりそうだ。

ウッズと同じく人気者のミケルソン。6バーディ・4ボギーの出入りが激しいゴルフとはなったが、バーディパットを決めてコブシを握るなど、気合満点のプレーを見せた。

これまで全米オープンではタイを含めれば2位が6回。米国ゴルフファンの期待を背負い続けてきたミケルソンは、ウッズと対照的に、この日はグリーン上でパフォーマンスを発揮。初日は30センチのパットを外すなど不安定な面ものぞかせたが、パット数はウッズより5つ少ない「27」にまとめた。

トータル1アンダーの27位タイと、こちらも首位とは離れているが、このふたりの優勝争いともなればペブルビーチの大熱狂は必至。ぜひとも3日目にスコアを伸ばし、日曜日の争いに加わってきてほしい。(文・高桑均)

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