鈴木愛は暫定首位浮上も左足首に不安 「1ラウンド半もつか心配」

鈴木愛は暫定首位浮上も左足首に不安 「1ラウンド半もつか心配」

暫定首位で最終日に挑む鈴木愛 左足首の状態が気がかりだが…(撮影:村上航)

<宮里藍 サントリーレディス 3日目◇15日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6511ヤード・パー72>

8ホールを消化し1つスコアを伸ばした鈴木愛は、トータル10アンダーで暫定ながら1打差の首位に立った。前半9番のアプローチ(第三打)から、明日の競技を再開する。


2度の中断(2度目はそのままサスペンデッド)があった、“嵐の3日目”。最初に鈴木が中断のホーンを聞いたのは、2番のティショットを放ち、セカンド地点に向かう時だった。その後も天気が崩れる予報が出されているため、「1回目で中止、という声も聞こえた」という状況のなか、「中断したパナソニック(オープンレディース最終日)の時にうまく対応できなかった」という反省を踏まえた。「あまり人と喋らないように過ごした。そこまで気持ちを切らさずにできた」と集中を維持した。

「ヤマハレディースオープン葛城」の時から痛みを感じていた左足首は、今大会で大きな不安となっている。最初の中断時にも、入念なケアを施してからコースに戻った。それもあって、「明日、1ラウンド半もつかが心配。しっかりケアをして、仕上げてもらいたい」と、優勝争いの“足かせ”にならないよう最大限の注意を払う。本音は「きょう回りたかった」。だが、天気に逆らうことはできなかった。

この大会を終え、2試合後の「アース・モンダミンカップ」(6月27〜30日)終了時の賞金ランク5位以内には、7月の「全英AIG女子オープン」の出場権が与えられる。この出場を目標に掲げる鈴木は、「残り3試合のうち1勝はしたい」という気持ちで連戦に臨んだ。

現在の賞金ランクは、約3057万円で10位。現時点で5位の渋野日向子(約3786万円)との差は約700万円とあって、目標に向け本来は無理をしたいところ。だが「この3試合で頑張って全英に行きたいとは思いますが、ここで使い果たして全英で力を出せないのは嫌。足首の状態など判断はしっかりしないといけない」と慎重な調整を余儀なくされる。

「周りに止める人がいなかったら、もっと練習もやっていたと思うけど、皆さんに止めてもらったので今週はもちそう」と話すが、不安と隣り合わせのまま、明日長丁場の戦いに向かっていく。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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