出場3試合連続の惜敗にもサッパリ 河本結「また違う経験ができた」

出場3試合連続の惜敗にもサッパリ 河本結「また違う経験ができた」

「違う経験ができました」 河本結は惜敗を糧に成長を続ける(撮影:村上航)

<宮里藍 サントリーレディス 最終日◇16日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6511ヤード・パー72>

最終ラウンドに入った段階で、トップと1打差の2位だった河本結。逆転でのツアー2勝目をかけた18ホールだったが、1番から17番までずっとパーが並ぶ展開に。最後の18番はバーディで締めたが、最終成績はトータル10アンダー。優勝した鈴木愛に2打及ばず、3位タイで大会を終えた。


午前6時58分から再開された第3ラウンドの17番パー5で、大きな見せ場を作った。残り250ヤードのセカンドショットをスプーンで放つと、一度ピン奥に止まったボールが傾斜で戻りカップの方へ。ラインに乗ってコロコロと転がりカップ30cm手前で止まったが、もう少しでアルバトロスというスーパーショットを見せた。ここで楽々のイーグル奪取。最終ラウンド目前で、1打差まで迫った。

しかし、「気持ち的にはいい状態で入れた」という最終ラウンドは、モヤモヤする18ホールに。「いいショットがピンに絡まないことが多くて、大きかったり、ショートしたり、ツキのない1日でした」。ボギーは打たないが、バーディも遠い。最後の最後に1つスコアを伸ばした時には、「長かったー! ようやく来ました」とクタクタだった。

「どうもがいても上手くいかない。いいショットを打っても全部(スコアに)つながらない。また違う経験ができました」と、この展開も成長の糧になると感じた。しかし「伸ばさないといけない状況で伸ばせなかったのは、私の未熟な部分」と悔しさは当然残る。

3週前の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で2位。2週前の「リゾートトラスト レディス」は3位タイと惜敗が続き、悔し涙を流した。1週空けて臨んだ今大会も3位タイと、またしても勝利を逃したが、この日はスッキリとした表情で、そのラウンド内容を振り返った。

「最後まで『まだ優勝いける』というギャラリーの言葉にウルッっとしました」。応援してくれる人たちに見せることができた、最後のバーディの安堵感の方が、少しだけ勝ったのかもしれない。(文・間宮輝憲)

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