JGAのカートが“破損事故” 試合中に「特に好きなクラブ」を失った古江彩佳

JGA専務理事が運転するカートが接触 優勝を争った古江彩佳のクラブが折れる

記事まとめ

  • 最終組で優勝を争った古江彩佳のクラブが折れるアクシデントが発生した
  • 山中博史専務理事が運転するカートが接触し、古江の3番ウッドが折れたという
  • 古江は「自分のプレーより、悔しいやら、悲しいやらで涙がでてきた」と語った

JGAのカートが“破損事故” 試合中に「特に好きなクラブ」を失った古江彩佳

JGAのカートが“破損事故” 試合中に「特に好きなクラブ」を失った古江彩佳

首位争いの古江彩佳に前代未聞のアクシデントが(撮影:ALBA)

<日本女子アマチュアゴルフ選手権 最終日◇28日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6508ヤード・パー72>

アマチュア女子ゴルファー最強決定戦の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」の最終日。首位と2打差のトータル12アンダー・2位からスタートした西郷真央(麗澤高3年)がトータル16アンダーで逆転での初優勝を達成したが、ともに最終組で優勝を争った古江彩佳にアクシデントが発生した。


スタート時から1打スコアを落とし、トータル10アンダーで迎えた後半の10番パー4。JGA(日本ゴルフ協会)関係者が乗ったカートが、最終組のカートを追い抜こうとした場面で接触があり、古江の3番ウッドが折れてしまった。

「ヘッドカバーが落ちたので見に行ったら折れていた。シャフトの真ん中付近からヘッドカバーごとヘッドが落ちていて」と試合後に状況を説明した古江。自身のクラブを破壊したカートはその事実に気づかず、そのまま進行。「追いかけましたけど、手も震えていました」といい、続く11番パー5のティショット後には、たまたま持ち込んでいた別の3番ウッドを車に取りにいってもらい、バッグイン。11番の2打目で使用した以降は代替クラブを握らなかったものの、「もう自分のプレーより、悔しいやら、悲しいやらで涙がでてきた。歩いているときに振り返って悲しくなってしまった。去年から使っていたので、特に好きなクラブ。自分でもこんなに悲しいものなのか、と」とコメント。

バックナインで4打差を追う状況のなかで、心理的な影響は計り知れない。それでも当該の10番ではバーディを奪取し、後半は3バーディ・1ボギーでこの日「71」と意地を見せた。

カートの運転は、同協会の山中博史専務理事がおこない、竹田恆正会長も同乗。表彰式終了後、山中専務理事は、すべて自分の責任であると語るとともに、無理に追い越す必要に迫られた状況ではなかったと説明している。

今大会をトータル12アンダー・5位で大会を終えた古江は、来週から「Skyレディース ABC杯」「ECCレディス」と2戦連続でステップ・アップ・ツアーに出場予定。愛器を失ったやりきれない気持ちを振り払うためにも、活躍に期待したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>