パチンと打てるパットがカギ!2大横綱に食い込む勢いのアノ選手【佐藤信人の優勝予想】

パチンと打てるパットがカギ!2大横綱に食い込む勢いのアノ選手【佐藤信人の優勝予想】

星野陸也の活躍を予想 2週連続Vなるか!?(撮影:鈴木祥)

<日本プロゴルフ選手権 事前情報◇4日◇いぶすきゴルフクラブ(鹿児島県)◇7212ヤード・パー71>

「ダンロップ・スリクソン福島オープン」を終えた国内男子ツアー。ここまでの結果を踏まえ、次戦に活躍が期待できる選手を佐藤信人がピックアップ。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた優勝候補は?


■イメージはフジサンケイクラシック クセの強い芝が強敵
今年の「日本プロゴルフ選手権」の舞台は、鹿児島県のいぶすきゴルフクラブ。2004年まで「カシオワールドオープン」が開催されていたコースだ。「アップダウンがあって、山の傾斜があるので芝目が強くてクセもある。ここは開聞岳の裾野につくられたコースなので、全体傾斜を意識してグリーンを読むことが大切です」。

本コースとイメージが似ているというのが、「フジサンケイクラシック」が行われる富士桜カントリー倶楽部。「富士山の向きを気にするようなコース。グリーンを読む際に富士山をどのくらい気にするかが話題に上る。歴代優勝者を見ると、フジサンケイクラシックと(当時の)カシオワールドオープンの優勝者が重なるイメージでした」。

■思い切りよく打てるパターがポイント
そんな本コースの攻略で重要なポイントとなるのがパット。「グリーンの芝目が強いので、しっかり芯でヒットさせるようなパターが重要」だという。今週は、降り続く雨のためにグリーンもかなり重くなる。

「ベント芝の高速グリーンだと芯に当たらなくてもラインに乗れば転がっていきますが、ここはしっかりパターを打ち切れるタイプの選手が強いと思います」。

■今平・池田の2大巨頭に食い込むのは?
フジサンケイクラシックで実績を残し、かつパターを打ち切れるタイプの選手。そこで佐藤が選んだのが星野陸也だ。

「もともとパターはパチンと打つタイプですし、平均パット数も現在1位と充実している。池田勇太選手、今平周吾選手が国内男子ツアーの2大横綱だと思っていますが、それを追いかけるのが星野選手ですね」。先週のダンロップ・スリクソン福島オープンでツアー2勝目を挙げるなど勢いもある。昨年は、フジサンケイクラシックでレギュラーツアー初優勝を収めている。

「今季1勝で満足するタイプではないと思いますし、上昇志向も強い。池田選手、今平選手のところに入っていこうとする、期待選手のひとりです」。

佐藤信人(さとう・のぶひと)
1970年03月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。

<ゴルフ情報ALBA.Net>