起死回生のイーグル 上田桃子はリベンジ果たし決勝Rへ

起死回生のイーグル 上田桃子はリベンジ果たし決勝Rへ

上田桃子はイーグル奪取で予選通過(撮影:村上航)

<全英AIG女子オープン 2日目◇2日◇ウォーバーンGC(イングランド)◇6585ヤード・パー72>

終盤の15番パー5。上田桃子が3打目を放り込むイーグル奪取で、この日は3アンダーのラウンド。トータルイーブンパーまで戻し、決勝ラウンド行きを決めた。


2番でバーディが先行したが、8番のパー3ではグリーンを外しボギー。同組の選手がトラブルにはまり、さらに米ツアー特有のスロープレーに苦しめられた。「空気がどよ〜んとしていた。待っているあいだは何も考えないようにした」と、自分で流れを引き寄せることに全神経を注ぎ、「ガマンした甲斐があった」とした上でのイーグルだった。

「2日間通してパットが思うように入ってくれない。最後まで諦めずにやろうと思っていたところでご褒美」。残り94ヤードをねじ込み、一気に予選通過ラインをクリア。「精神的に疲れる1日でした」と、逆転の決勝ラウンド進出に向けた必死のラウンドを振り返った。

2日間、ショットは好調。ところがもっとも神経をすり減らすグリーン上で苦戦。「10番、11番と短いのが外れた。11番は1メートルくらい、これはもう入らんぞと思って開き直った」と、12番パー4では果敢にピンを攻めてバーディ。その後、パットが入らないなら入れてしまえとばかりにショットインイーグル。強気な上田の攻めが、3年ぶり海外女子メジャーの舞台で光った。

「あした以降はガンガン行きたいと思う。上だけを目指してのびのびとやりたい」。3年前に同コースで開催された本大会では予選落ち。リベンジ目標として掲げていた予選通過を果たし、次なる目標は上位進出。今季国内で2勝を上げ、好調の波に乗るベテランが、残り2日で意地の猛チャージをかける。(文・高桑均)

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