キタノブルーの喝采から25年 欧州で輝いた“シブコ”ブルー【勝者のギア】

キタノブルーの喝采から25年 欧州で輝いた“シブコ”ブルー【勝者のギア】

勝利を決めた18番、セカンドショット!(撮影:村上航)

1994年にロンドン映画祭やカンヌ国際映画祭で上映され、欧州で高く評価された鬼才・北野武監督の映画『ソナチネ』。独特で効果的な青みがかかった色彩は『キタノブルー』と呼ばれ、目の肥えた観客も思わず唸った。


それから25年。またしてもニッポンの青が欧州を震撼させた。それは『シブコブルー』と名付けられたフジクラのアイアンシャフト『MCI80-R』。このカーボンシャフトは、シャフトはカーボンだが、先端部分の内側にはステンレス製の管が埋め込まれて、「カーボンシャフト特有の打ちやすさと重心位置の最適を両立している」がウリ。通常カラーはグレーもしくはブラックである。

だが、フジクラの担当者によると、渋野が「資生堂 アネッサ レディス」で2勝目を挙げる活躍を見せたためシブコ(渋野)専用モデルを作成。「(渋野プロの)好きな色であるブルーのシャフトを作りました。渋野プロの笑顔のように爽やかなスカイブルーをベースにして、格好良くマット仕上げにしました」と選ばれし者だけの限定品。

この『シブコブルー』は、グレーがかった空のイングランドでよく映えただけでなく、メジャーのセッティングで大活躍を見せた。3日目の17番パー3で3mにつけて単独首位に躍り出たショットは元より、初日と3日目はグリーンを捉えられなかったのが1度のみ。最終日も18回中14回と何度もグリーンをキャッチ。ただ乗るだけでなく「最後まで攻めないと勝てない」という渋野の気合いが乗り移るかのように、何度もバーディチャンスを演出。初メジャーで初優勝というセンセーショナルを巻き起こした。

それ以外のセッティングは、資生堂から変更なし。大会終了後に賞金ランク5位以内に入り、今回の出場権を掴んだ「アース・モンダミンカップ」から投入したドライバーのシャフト『Speeder569 EVOLUTION VI』は今大会でも炸裂。世界の実力者が集まる戦いでもティショットで後れをとることなく、バーディチャンスへの道筋を作った。

【渋野日向子のクラブセッティング(WITB=What’s in the Bag)】
1W:PING G410 PLUS(10.5度)
(フジクラ/Speeder569 EVOLUTION VI/SR/44.75インチ)
3W:PING G410 LST フェアウェイウッド(14.5度)
5W:PING G410フェアウェイウッド(17.5度)
UT:PING G410(19度、22度)
5〜PW:PING i210
W:PING GLIDE FORGED(52、58度)
PT:PING SIGMA2 ANSER
BALL:タイトリスト PRO V1

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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