“スマイルシンデレラ”の名シーンを北海道でも見たいんです?いやいや今週は“スマイルキャンディ”がやりますよ!【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

“スマイルシンデレラ”の名シーンを北海道でも見たいんです?いやいや今週は“スマイルキャンディ”がやりますよ!【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

北海道でもこのシーンを見たい!(撮影:村上航)

<北海道meijiカップ 事前情報◇8日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6,531ヤード・パー72>

日本列島が渋野日向子の「全英AIG女子オープン」制覇に沸くなか、今週は北海道の札幌国際CC 島松コースで「北海道meijiカップ」が開催される。データ好きの記者Aと、ドラマティックな展開大好き記者Mが、それぞれの見地で結末を大予想!


■今年で42回目の北海道・夏の風物詩
1978年に「北海道女子オープンゴルフトーナメント」としてスタートした今大会は、今年で42回目。「東洋水産レディス北海道」、「シャトレーゼクイーンズカップ」、「明治チョコレートカップ」と名称は変わっても、北海道の夏の風物詩として親しまれている伝統の一戦だ。

戦いの舞台も真駒内カントリークラブ空沼コース、廣済堂札幌カントリー倶楽部、シャトレーゼカントリークラブ札幌と一貫して北海道で行われてきた。2006年に「Meijiチョコレート」となった際に、現在の札幌国際CC 島松コースへと移った。

このコースといえば、白樺、なら、くりなどの自然林でおおわれた林間コースで、ツアーでも1、2を争うほどのグリーンの小ささが特徴。06年以降の歴代優勝者を見ても、連覇を達成したフォン・シャンシャン(中国)をはじめ、大会2勝の不動裕理、全美貞(韓国)ら飛ばし屋というよりも、正確なショットを武器に戦う選手が多い。

■やっぱり見たいよね… あの“歓喜の瞬間”の再現を!(記者M)
先週は『1992年世代が結成する“最強あずま軍団”のなかから優勝者が出る!』と豪語したわたくし。“ここまで勝利のない”という条件をつけた結果…、今季すでに勝っていた軍団メンバーの成田美寿々の名は出さなかったのですが……、ま〜、方向性は当たっているし…………、“ワイド”という視点で見て、これは的中でしょう! 隣で数字を見ながらブツブツ言っているデータ好きの方が1人いるのだが、これは耳栓でもしておけば問題ないことなのだ。

それではさっそく今週の予想にいってみましょう!ただ今週は、ゴチャゴチャ考えるのはやめておこうと思っています。だって…、1億2000万人、日本人全員がやっぱり渋野の凱旋優勝見たいですよね!全英を見て、きっとたくさんの人が思ってくれたはず。スポーツには無限のドラマが詰まっている、と。

海外初出場の20歳がニコニコしながら完璧なショットを連発!駄菓子をモグモグした後に強気のパットをズカン!…実に痛快でしたよね。どうです? あの最終日の18番で見せてくれた“ウィニング壁ドンパット”を、ここ日本でも再現してほしいとは思いませんか?

ただ、わたくしの頭にはこんなドラマも湧き上がっている。それは、この優勝を見て奮起した、渋野の同世代、すなわち“黄金世代”の優勝というものだ。普段から仲のいい大里桃子や、今季2勝目に燃える河本結、原英莉花らが奮起して大活躍…、これも泣いちゃいますよね?“シブコ・フィーバー”に沸く北海道で、強烈なインパクトを残す20〜21歳の選手たちに今週は期待したい!

■1ラウンドあたりの平均パット、先週の成績、そして相性を加味すればこの2人!(記者A)
何やら記者Mが言い訳をしているが、先週私が挙げた2人は成田が優勝、そしてイ・ミニョン(韓国)も5位タイ。なぜ記者Mは、あの年代にまでたどり着いておきながらこの2人を外したのか?答えは簡単。明確なデータと、それを分析する能力が足りなかったからだ。

というわけで今週の予想に移るが、過去5年の優勝者を見る限り共通点は少ない。しいていえば森田遥、イ・ボミ、申ジエ(ともに韓国)の3人が同年の平均パット数(1ラウンド当たり)で上位だということ。これはグリーンが小さいぶん、パットに加えアプローチのうまさが必要であるということを示している。

さらに歴代女王をみると、ジエを除けば4人が前週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で予選通過。ただし、ジエが優勝した14年は同大会が始まる前でオープンウィークだった。ということで先週出場した1ラウンド当たりの平均パット数がいい選手にコースとの相性も加味しながら探していきたい。

良さそうなのは黄アルム(韓国)。先週4位タイと上り調子で平均パット数(1ラウンド当たり)も7位と申し分なし。過去5年で一度もトップ20に入っていないのが気になるが、昨年は7、8月に2勝。夏女の季節がやってきた。

そして平均パット数のデータを無視すれば…、という条件付き(41位)だが、相性の良さと好調さを考えればボミが面白い。過去5年でトップ5が3回(うち1回は優勝)と得意コースだ。17年、18年の成績が芳しくないが、調子を落としていたことを考えれば度外視してもいい。出場3戦連続のトップ10に入っていて、かつ先週の前は2週間のオープンウィークと体力的にも問題なし。14年から17年まで4年連続で8月に勝利を挙げている“ミス・オーガスト”がいよいよ復活優勝を遂げる!

【歴代優勝者】
2018年:福田真未
2017年:森田遥
2016年:イ・ボミ
2015年:西山ゆかり
2014年:申ジエ
2013年:ナ・ダエ
2012年:フォン・シャンシャン
2011年:フォン・シャンシャン
2010年:不動裕理
2009年:全美貞
2008年:不動裕理
2007年:大山志保
2006年:全美貞
2005年:表純子
2004年:福嶋晃子
2003年:鈴木香織
2002年:中嶋千尋
2001年:天沼知恵子
2000年:安井純子
1999年:木村敏美
1998年:大場美智恵
1997年:肥後 かおり
1996年:具玉姫
1995年:中野晶
1994年:高村博美
1993年:村井真由美
1992年:日蔭温子
1991年:高須愛子
1990年:寺沢範美
1989年:ト阿玉
1988年:高須愛子
1987年:ト阿玉
1986年:ト阿玉
1985年:生駒佳与子
1984年:柏戸レイ子
1983年:呉明月
1982年:ト阿玉
1981年:松田惠子
1980年:清元登子
1979年:大迫たつ子
1978年:大迫たつ子

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