渋野日向子Vに、もちろん刺激 山口すず夏は巻き返しへ“笑顔”で出国

渋野日向子Vに、もちろん刺激 山口すず夏は巻き返しへ“笑顔”で出国

山口すず夏がリフレッシュして再び米ツアーへ!(撮影:ALBA)

米国女子ツアーに参戦中で一時帰国していた山口すず夏が、16日(金)羽田空港から出国した。目標に掲げる東京五輪出場へ世界ランキングポイント獲得のため、あえて厳しい米ツアー参戦を選んだツアールーキー。8月2日に19歳の誕生日を迎え、気持ちも新たにシーズン後半戦の巻き返しを誓う。


現状は確かに厳しい。5月の「全米女子オープン」から7月の「ドウ・グレート・レイクス・ベイ招待」まで8戦連続での予選落ち。東京五輪出場資格の基準となる世界ランキング(原則各国上位2名に資格)は512位と低迷中だ。「5月末くらいからなかなか思うようにゴルフができていない。ショットの精度が悪かったり、いきなり大きな曲がりをしたりして弱気になってしまうところもあった」。父と二人三脚で挑む米国での転戦。額面以上のストレスがあることは想像に難くない。

約1カ月の帰国のあいだは、定期的に足を運ぶ森守洋プロとのもとでスイングを調整。リフレッシュをしながら巻き返しへの準備を着々と整えた。もちろん、渋野日向子の「全英AIG女子オープン」制覇もその目に焼き付けて、刺激を受けないはずもない。「日本人で2つしか離れていないし、そういう人が優勝して。小さい子たちも日向子ちゃんが優勝してゴルフをやりたいと思う子が増えたと思うし、私もそういう風になれるように。LPGAのメジャーを優勝したい」。

賞金ランキング147位は、足元のシード確保へ向けても巻き返しが求められる位置だ。後半戦は、直行便でカナダ入りして「カナディアン・パシフィック女子オープン」からスタート。翌週「キャンビア・ポートランド・クラシック」と連戦をこなし、その後3週間のオープンウィークは下部のシメトラツアーにもたくましく戦いの場を求める。

「すごいいい経験をたくさんできている。だけど、経験だけで終わらせないで、結果も残さないといけない」。語る表情に気負いはない。今は遠くに見えるTOKYO2020の文字にも「まだまだ、頑張りますよ」。笑顔で言い切って機上の人となった。

<ゴルフ情報ALBA.Net>