「順位をしっかり目に焼き付けた」上野菜々子が“強心臓”発揮で首位浮上 史上7人目のアマ優勝なるか

「順位をしっかり目に焼き付けた」上野菜々子が“強心臓”発揮で首位浮上 史上7人目のアマ優勝なるか

プラチナ世代の優勝第1号なるか!?(撮影:佐々木啓)

<大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇17日◇エリエールゴルフクラブ松山(6525ヤード・パー72)>

首位に1打差の2位タイで予選通過を果たし「ここまで来たら優勝を目指したい」と話していた高校3年生のアマチュア・上野菜々子。予選落ちが無くなることでスコアが動きやすいムービングデーを迎えたが、3バーディ・1ボギーの「70」と崩れることなくホールアウト。「最後に外したバーディパット以外は普段通り落ち着いてできました」と強心臓ぶりを発揮して、トータル13アンダー・首位タイに浮上した。


並みのアマチュアとは違う。肝っ玉が据わっている。コース内に点在するリーダーボードはプロでも「見たら動揺してしまう」と、自身のプレーに集中するため見ないようにする選手が少なくない。だが、上野は「見たくないと思うと逆に意識してしまうので。今日もしっかりと目に焼き付けました」と常時順位変動を見ながらのプレー。そんな中でもリズムが変わることなく、地に足をつけたゴルフを展開した。

それだけに今年7月の「センチュリー21レディス」を優勝したクリスティン・ギルマン(米国)以来となる史上7人目のアマチュア優勝への期待も大きい。同組は松田鈴英、勝みなみと共に20歳。「お二人とも初めて回るのですが、お話しできたら」という年齢の近いペアリングも後押ししそうだ。

「緊張すると思うけど、最初の1打目を打ったらもう大丈夫だと思います。何も考えずに思い切りプレーしたい」。落ち着き払った18歳が“プラチナ世代”一番乗りの優勝へと突き進む。(文・秋田義和)

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