プロ転向後初の賞金シード喪失 服部真夕は“初めてのQT”に「空気がこわい…」

プロ転向後初の賞金シード喪失 服部真夕は“初めてのQT”に「空気がこわい…」

苦しいシーズンを過ごした服部真夕 今後は自身初のQTに挑戦する(撮影:上山敬太)

<大王製紙エリエールレディスオープン 2日目◇16日◇エリエールゴルフクラブ松山(6525ヤード・パー72)>

ツアー5勝を誇る服部真夕が、トータルイーブンパー・67位タイで予選落ち。賞金ランク82位で迎えた今大会で、来季出場権を獲得するためには優勝しかなかったが、健闘も実らず。11年間守り続けたシード選手の肩書を失うことが決定した。


「今シーズンは、ティショットがけっこう曲がっていて、今日もよくなかったです」という言葉を象徴するように、ここ2日間のフェアウェイキープ率は28ホール中14回の50%。それに加えて課題としていたアイアンの不調からも抜け出せず。最後まで歯車が戻らないまま、今季最後の戦いを終えることになった。「開幕からいいゴルフができずに苦しみました。でもいい時も悪い時もある。これを受け止めて来季に生かしたい」。淡々と、そう口にした。

この結果服部は、11月27日(水)から行われるファイナルQT(兵庫県・東急グランドオークゴルフクラブ)で来季出場権を争うことに。2007年のプロテストでトップ合格を果たすと、その年の賞金ランク44位でいきなりのシード獲得。以降、その座を守り続けてきた服部にとって、これが“人生初のQT”となる。「初めてなので、空気がこわいです…」と、この後に控える大一番について話す時には少し表情を曇らせた。

それでも「これまでは“シードを守らないといけない”という気持ちがずっとあったけど、ここで切れたことで、また一からゴルフに取り組める。これで新たな発見があればいいですね」と時折笑顔も交えながら、しっかりとした口調で受けこたえた。初となる試練を乗り越え、“指定席”へと戻ってくる。(文・間宮輝憲)

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