寒さの中でのバーディ合戦 シードへも女王へも出遅れは許されない【初日展望】

寒さの中でのバーディ合戦 シードへも女王へも出遅れは許されない【初日展望】

賞金シード死守まであと1歩 笠りつ子らベテラン選手の奮闘にも期待(写真は開幕前のもの)(撮影:佐々木啓)

<大王製紙エリエールレディスオープン 初日◇15日◇エリエールゴルフクラブ松山(6525ヤード・パー72)>

3月に沖縄で始まった国内女子ツアーも残りはわずかに2試合。来季の賞金シードが決まる「大王製紙エリエールレディス」がいよいよ開幕した。


その大会を前に、今年もベテラン選手が岐路に立たされている。2010年に初シードを獲得して以降、常に賞金ランク上位につけてきた笠りつ子も現在賞金ランク51位。原江里菜は57位。シード圏内にいる藤田さいきも、49位とまだまだ安心できない。

また、64位の吉田弓美子、69位の西山ゆかり、そして82位の服部真夕とツアーを盛り上げてきた選手たちもかなり苦しい状況。84位のイ・ボミ(韓国)は来季の出場権を保持(2016年賞金女王の3年シード)しているものの、優勝しなければ賞金シード圏内にはいることができない。3年前に制した戦いでミラクルを起こすことができるか。

渡邉彩香は55位、川岸史果は58位とツアーきっての飛ばし屋2人も苦しんでいる。特に川岸は50位の大里桃子に追いつくためには最低単独8位以上と厳しい条件。逆境を乗り越えてきた豪打で何とか道を切り開きたい。

一方の賞金女王も今週決まりそうだ。賞金ランキングトップのアン・ソンジュ(韓国)と同2位の申ジエ(韓国)との差は約3905万円。ジエは2連勝しか逆転の目はない。一方のソンジュは、今週単独6位以内に入ることができればジエの順位に関係なく女王戴冠が決定。4年前と同じ大会で決めてしまいたいところ。

今大会は香川県にあるエリエールゴルフクラブ、愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山、福島県にある五浦庭園カントリークラブの3会場で行われているが、今年は3年連続となるエリエールゴルフクラブ松山での開催。ここは2016年大会でテレサ・ルー(台湾)が72ホール最少ストロークとなる24アンダーを出した舞台で、多くの選手が口にするように今年もバーディ合戦が濃厚。出遅れは一切許されない。様々な思いを胸に、勝負の72ホールがスタートした。

<ゴルフ情報ALBA.Net>