自分より“飛ばす”アマチュアゴルファーがきっかけ! 葭葉ルミが「思い出した」飛ばしへの欲求

自分より“飛ばす”アマチュアゴルファーがきっかけ! 葭葉ルミが「思い出した」飛ばしへの欲求

葭葉ルミの飛ばしへの意欲は尽きない!(撮影:米山聡明)

<CAT Ladies 2日目◇24日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6704ヤード・パー73>

この日「69」をマークし、トータル4アンダー・4位タイに浮上した葭葉ルミにとって、ここ箱根は“飛ばし屋の本能”がかき立てられる場所になった。


先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」は28位タイでのフィニッシュとなったが、その前は2試合連続での予選落ち。ここ最近のゴルフについては「まだ粗削りです。上位に行ける内容ではないけど、ショットがいいからといって上にいけるわけではない。悪いなかでもスコアメイクできることが分かりました」というなかで5つのバーディ(1ボギー)を奪った。

「メジャーで勝ちたい」。そんな目標を持つ葭葉が、ここから伸ばしていきたい要素が“飛距離”だ。2017、18年と2年連続ドライビングディスタンス女王の座につくなど、ツアー屈指の飛ばし屋であることはいうまでもない。ただ今季は、距離を生かしつつ方向性も重視したことや、序盤にエースドライバーが破損した影響もあり、平均255.20ヤードの3位に“甘んじている”。エース探しは毎週行われ、新たなドライバーやシャフトとの組み合わせを模索する日々だ。

そんな葭葉に飛距離を意識させるできごとが、今大会開幕前のプロアマで起こった。そこでは常に自分よりも5〜10ヤード飛ばすアマチュアと一緒にプレー。ティショットで最もいいボールを選びプレーするスクランブル方式が採用されたラウンドでは、葭葉のボールが選ばれることも少なかったという。ただ、そのおかげで「5ヤードでも10ヤードでも前にいくと、番手も変わってチャンスにつける回数も増えるし、すごくやりやすかった。この気持ちをプロアマで思い出させてもらって、改めて飛距離を伸ばすことが目標になった」と、飛ばしの重要性を再確認した。

今週も新たに『ロッディオ』のドライバー「タイプM」を投入。シャフトには『三菱ケミカル』の「ディアマナ ZF50(フレックス:X)」を採用しているが、その長さはこれまでの45.75インチから1インチ長い46.75インチとした。2日間の平均飛距離は253.5ヤードをマークしているが、全体の10位。「安定はしているけど、飛距離はまだまだ出したい」。ここからもクラブのテストを重ね、“最長不倒”を追い求める。


17番で8mを沈めるナイスパーセーブを見せるなど、この日はパットでもしっかりとスコアを拾うことができた。「張り切りすぎると空回りするタイプなので、気楽にプレーして結果がついてくればいいなと思います」。トップとは5打差。リキみのないスイングから繰り出される豪打が、葭葉を3シーズンぶりのツアー2勝目に近づける。(文・間宮輝憲)

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