12試合連続予落中も…“転機の8月”再び? 丹萌乃が単独首位発進

12試合連続予落中も…“転機の8月”再び? 丹萌乃が単独首位発進

自身初の単独首位発進となった丹萌乃(撮影:鈴木祥)

<ニトリレディス 初日◇29日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6650ヤード・パー72◇>

今季、自身初のレギュラーツアー本格参戦となっている丹萌乃。6月の「リゾートトラストレディス」で7位タイの好成績を収めるも、以後は12試合連続予選落ちと、シーズン中盤は苦しい戦いを強いられている。そんななか29日(木)開幕の「ニトリレディス」初日に「67」をマークして、5アンダー・単独首位発進を切った。


同大会初出場ながら、難コースを攻略して、5バーディ・ノーボギー。ホールアウト後には「フェアウェイに4回しかいかず、ドライバーが曲がっていたので、このスコアは上出来ですね。アプローチとパットはずっと調子がいい。あとはショットでどれだけチャンスを作れるか…が課題だったなか、アイアンがすごく良かったのでスコアに繋がったと思います」と好ラウンドを振り返った。

2018年ステップ・アップ・ツアーでは年間賞金ランク3位。今季はQTランク7位でシーズンインし、リランキングも18位で突破したものの、後半戦は結果が出ない日々が続き弱気になっていた。だが…

「昨日、親と電話したときに“去年のプロテストを落ちた時のことを思いだしなさい”と言われて…どうせ曲がるんだったらと怖がらずに打って、思い切って回ることができた。気持ちを切らさずにいけましたね」

4度目の挑戦となった2018年7月末の「LPGA最終プロテスト」は、ステップで試合経験を積み、自信を持って挑むも、1打及ばずに合格ならず。それでも、テスト明け初戦となった8月末の「山陰合同銀行 Duoカードレディース」で悔しさを胸にステップ初優勝。同試合後には「家族のためにも勝ちたかったですし、合格した子たちに負けたくなかった。勝利を挙げることができれば、自信をつけられると思った」と力強く語り、その勝利で得た自信がレギュラーツアー参戦につながっている。

ディライトワークス社と所属契約を結び、サポート体制を得た今季は、シード権を獲得してのLPGA会員入りが目標だったが、現在賞金ランクは76位(約719万円)だけに「ここまでやってきて、11月の最終プロテストが控えているからどれだけ持ち直せるか、といまは切りかえてやっています」。それでも「その覚悟は持っていますが、できればいきたくない。ツアーのほうがノビノビとできるので」と、ツアーで結果を残すことが最優先事項であることに変わりはない。

残り3日間あるが、初日の好機をいかして、まずは3か月ぶりの予選突破、そして上位争いに食い込んで自信を深めたいところ。ステップ初優勝を飾ったのはちょうど1年前。“転機の8月”は再び訪れるだろうか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>