持ち味応酬の賞金王対決はドロー!?第3ラウンドに決着を持ち越す

持ち味応酬の賞金王対決はドロー!?第3ラウンドに決着を持ち越す

賞金王コンビが芥屋で魅せた!(撮影:佐々木啓)

<RIZAP KBCオーガスタ 2日目◇30日◇芥屋GC(福岡県)◇7103ヤード・パー72>

前日まで振り続けていた豪雨がウソであるかのように、太陽が顔を見せたこの日、第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた。ホール数が最も多い選手は30ホールも回らなければいけないこともあり、午後スタート組は大半が第2ラウンドを終了できないと思われた。結果的に11組が翌日の7時30分から残りのホールを回ることになった。


第2ラウンドが終了した時点で予選通過者の人数が決定。同時に第3ラウンドの組み合わせを作成する。第2ラウンドを残しつつ、上位にいる選手はかなりの待ち時間を過ごさなければならない。当然、該当する選手は、なんとかして2日目のうちに36ホールを回り切ってしまいたいと考える。暫定順位ながら、リーダーボードの上に名前があった小田孔明と今平周吾の2人も例外ではなかった。

「スタート前は絶対に終了できないと思っていましたが、途中からいけるんじゃないかという雰囲気になってきたんです。自分も周吾もプレーが早いので、最初はゆっくりいこうよと話していましたが、15番ホールぐらいから走り始めました」

と、小田。スタート前に同伴競技者の出水田大二郎が股関節痛で棄権したため、ツーサムでラウンドすることになったが、ある意味それが幸いした。

「周吾がいいゴルフをするから、必死についていこうという気持ちでプレーしました」と小田がいえば、「自分も負けたくなかったです」と今平が返す。終わってみれば、小田が67、今平が「66」で回り、ともにトータル12アンダーまでスコアを伸ばして2位タイでフィニッシュ。18ホールを4時間以内で回っていた。

「終盤は足が止まって、チーピン(引っかけ)の嵐でしたが、なんとか頑張りました。16番パー4なんて左の林から残り210ヤードあったんです。木の隙間を狙いつつ、5番アイアンでフックをかけたらピンそば50センチに乗りました(笑)」(小田)

「最終18番パー5でバーディを獲れてよかったです。ラウンドの途中からパッティングの際、芝の抵抗に負けないように、少しだけ打ち込むイメージといいますか、ボールの赤道付近を強めに打つようにしたらカップインするようになりました」(今平)

急ぎながらも自分の持ち味を出しつつスコアを伸ばすあたり、さすが賞金王のタイトルを獲得した経験を持つ2人だが、第3ラウンドも同組になる可能性が高い。どのような争いを演じてくれるのか、興味深いところだ。(文・山西英希)

<ゴルフ情報ALBA.Net>