渋野日向子は4打届かず5位 優勝した鈴木愛に「勝つだろうと思っていた」

「ニトリレディス」全英女子オープン優勝の渋野日向子は4打届かず5位 鈴木愛が優勝

記事まとめ

  • 「ニトリレディス」最終日、全英AIG女子オープン優勝の渋野日向子は5位で大会を終えた
  • 優勝を手にした鈴木愛について「勝つだろうなと思っていました。まぁ強い」と称賛
  • 渋野は今週600万円を加算したことで、今季の国内ツアーでの賞金を9000万円台に乗せた

渋野日向子は4打届かず5位 優勝した鈴木愛に「勝つだろうと思っていた」

渋野日向子は4打届かず5位 優勝した鈴木愛に「勝つだろうと思っていた」

渋野日向子が見た鈴木愛の強さとは?(撮影:鈴木祥)

<ニトリレディス 最終日◇1日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6650ヤード・パー72>

本大会の4日間のギャラリー数記録を1480人更新する、1万7249人が詰めかけた「ニトリレディス」最終日。一番の注目の的となった「全英AIG女子オープン」優勝の渋野日向子だったが、トータル7アンダーと優勝スコアに4打届かず。5位で大会を終えた。


3日目を終え首位とは2打差。序盤からガンガン行きたいところだったが、4日間連続でボギーが先に来る展開。4番パー3でティショットを左に外すとアプローチを寄せきれず。パーパットも外し、スコアを落としてしまう。

その後の6番、7番で連続バーディを奪い息を吹き返したが、8番で真っすぐのラインにつけた2mのバーディパットを決められず。「今日は優勝を狙える感じではなかったですね。6番、7番で決められたのは良かったですが、8番で外して『ないな』と思いました」。折れた心を取り戻すことはできなかった。“得意”のバックナインでもスコアを伸ばせず、連続オーバーパーなしの日本ツアー記録(28ラウンド)には並んだものの、カップには手が届かなかった。

そして優勝を手にしたのは、予選ラウンドで同じ組に入りしのぎを削った鈴木愛。「勝つだろうなと思っていました。ゴルフの内容が全然違う」。やはり一番の差はグリーン上。「パッティングが全然違いましたね。それに勝負どころのショットも(私とは)全然違った。まぁ強いですよね」。

パッティングの差をさらにかみ砕く。「試合ごとのグリーンに合わせられる。ここのグリーンは強気で打つとかなりオーバーする。愛さんは強気で打つタイプだと思っていましたが、アンジュレーションがあるところではしっかりと合わせて“トロトロ”というパッティングもしていました。私にはそういうところがないなと思った。勉強していきたいですね」。渋野らしい表現を交えつつ、すごさを語った。

来週はオープンウィークとして、次戦は国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」への出場を予定。昨年プロテストに合格したチェリーヒルズゴルフクラブで行われる大会で、メジャー連勝、そして連続オーバーパーなしの新記録に挑む。

同大会には畑岡奈紗や、そして元世界ランク1位のインビー・パーク(韓国)、フォン・シャンシャン(中国)の2人も出場する。「奈紗ちゃんも全英ぶりに会いますし、世界レベルの選手がたくさん来る。戦いがいがあるので、ぜひ同じ組にしてほしいですね」と意欲十分。当然、大会2勝の鈴木も強大なライバルとなる。

今週600万円を加算したことで、今季の国内ツアーでの賞金を9000万円台に乗せた。目標としている獲得賞金1億円突破が目の前に迫るなか迎えるのが、ツアー最高賞金額タイ(総額2億円、優勝3600万円)を誇る2週後のメジャー大会だ。まずは来週地元でしっかりと英気を養い、その後の厳しい戦いへと向かっていく。(文・秋田義和)

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