安田祐香は史上7人目のアマ優勝ならず 痛恨だった中断明けの4ホール

安田祐香は史上7人目のアマ優勝ならず 痛恨だった中断明けの4ホール

アマチュアとは思えない凛としたプレーで優勝争いを続けた安田祐香 悔やまれるのは…(撮影:岩本芳弘)

<ニトリレディス 最終日◇1日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6650ヤード・パー72>

史上7人目のアマチュア優勝はならなかった。「ニトリレディス」最終日、首位と1打差から出た安田祐香は2バーディ・1ボギーの「71」とスコアを伸ばしたものの優勝には届かず。トータル8アンダーの4位で4日間を終えた。


最後までアマチュアとは思えないほどのプレーだった。鈴木愛、アン・ソンジュ(韓国)という2人の賞金女王と最終組でのラウンドとなったが、臆することなく2番で7mのバーディパットを決めて先制パンチ。早々に2人に追いついた。

だが、その後は伸ばしあぐねた。前半は結局このバーディ1つのみ。「首位に並んだけど、すぐ離される。アウトの方が伸ばしやすいからもう少しバーディを獲りたかった」。鈴木、ソンジュ、そして下から追い上げてきた申ジエ(韓国)にかわされると、後半も1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばせず。優勝してプロテストを受けずに正会員になる、という夢を達成することはできなかった。

それでも涙はない。「悔しいですが自分なりには頑張れました。次につながると思います」。ツアー屈指の難コース・小樽カントリー倶楽部で4日間アンダーパーのプレーに、普段自己評価の厳しい安田も納得の表情を浮かべた。

それだけに悔やまれるのは3日目。雷雲接近のため2時間15分中断した後のプレーだった。15番で残していた約1mのパーパットを外すと、次の16番では池ポチャでダボ。首位から一気に転落した。「やっぱり中断のあとのプレーがもったいなかった。それ以外は悪いところはほとんどありませんから」。“たら・れば”だが、その2ホールがもしパーだったら優勝スコアに並んでいた。

次戦は3週間後の「デサントレディース東海クラシック」の予定。同組で回った渋野日向子にして「レギュラーでも、海外でも通用するのでプロテストを免除してあげてほしい。もう受けなくていいと思う」と言われた逸材は、小樽で積み上げた自信を胸に、次なるチャンスに向け調整していく。(文・秋田義和)

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