昨年大会では涙も… 今の小祝さくらは“らしさ全開”、あっけらかん!

昨年大会では涙も… 今の小祝さくらは“らしさ全開”、あっけらかん!

去年は去年、今年は今年だ!(撮影:米山聡明)

<ゴルフ5レディス 事前情報◇5日◇GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)◇6380ヤード・パー72>

岐阜県のGOLF5カントリーみずなみコースで行われた昨年大会でプレーオフのすえ申ジエ(韓国)に敗れ、初優勝を逃した小祝さくら。今年の「サマンサタバサ レディース」で勝利を挙げ大会に戻ってきた21歳が、“小祝らしさ全開”で1年前を振り返った。


開幕前日に行われたプロアマに出場した小祝は、練習ラウンドなどを通じて「飛距離関係なく誰でもチャンスがあるコース。ティショットの時にバンカーが効いているホールも多く、そこは注意したいですね」などの感想をコースに抱いた。それでも「ハイスコアが出ると思うし、サマンサのような展開(優勝スコアがトータル17アンダー)になりそうですね」と派手なバーディ合戦を予想。「優勝した時のような調子になってくれればいいですね」と、自分自身への期待を語った。

“初優勝を期待される選手の一人”として戦い続けた2018年は、4度の2位を経験するもカップにはあと一歩手が届かなかった。今大会もその一つで、かつ最も初優勝に近づいた試合でもあった。

トータル14アンダーのトップでジエと並んでホールアウトし、決着はプレーオフへと持ち越された。1ホール目は互いにパー。その後、雷雲接近のため1時間34分の一時中断を挟む“長期戦”となったが、中断明けに行われた2ホール目で小祝はパーパットを外してジ・エンド。目前まで迫っていた勝利が、その手からすり抜けていった。

帰りの車ではこみあげる涙をこらえられなかったことを、後に語っていたが、あれから1年が経って今の心境を聞くと、「かなり前のことで、何もなかったような感じですね」とあっけらかんとしたもの。それよりも10アンダーから最終日をスタートし、最終的に優勝を争える位置にいたことを、「あそこまで行けただけでもよかった」と振り返った。

最近は、「NEC軽井沢72ゴルフ」から7位タイ、予選落ち、39位タイと成績に波もあるが、それについても「何も考えてなかったです」とのほほんと語る姿は小祝らしい。ただ、悔しい思いをした大会の前に、しっかりと初優勝をつかみ、「今は周囲の人に2勝目のことをよく言われます。自分でもそう思うし、共感しています」という自身2つ目のタイトルを争うことになる。

「今季もう1勝したいですね。あと、TOTO(ジャパンクラシック)までに去年稼いだ賞金額(約7500万円)を超えたいと思ってましたけど、今は厳しいですよね(現在約5406万円)。一応、目標には設定しておきます」。“リベンジ”という気負いを一切感じさせない小祝が、茨城県に会場が移った大会でもノビノビとしたプレーを見せてくれそうだ。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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