「やりたいことをやってのミス」石川遼は最終ホールで痛恨のダボ

「やりたいことをやってのミス」石川遼は最終ホールで痛恨のダボ

スライスがかからなかった最終ホールのセカンドショット

<フジサンケイクラシック 初日◇5日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>

インスタートの初日は、スタートからドライバーが絶好調だった。ボールが見つからない場所もあるほど、長いラフが待ち構える富士桜。フェアウェイキープが必須の中、前半9ホールのティショットで、石川遼はすべてフェアウェイを捉えた。


一方で、アイアンショットは「距離感が合わなかった」と長いバーディパットが残るホールもあったが、前半をボギーなしの4バーディにまとめ、首位タイへと順調に駆け上がる。後半も1番でボギーが先に出たが、その後はスコアを崩すことなく終盤に入った。

ところが、最終9番パー4でこの日はじめて大きなミスが出た。ティショットを右に曲げると、ボールが落ちたのは斜面のラフ。グリーンの左サイドには池が広がっている。ピンまでとの間に高い木が立ちはだかり、木の右から回すか、左から回すかで何度か迷った。「ドローはほとんどかけられない。グリーンの右に外してアプローチ勝負にかけるかとも思ったが、スライスをかけたらバーディチャンスもあると思った」と左を選択。しかし、思った以上にスライスがかからずにセカンドショットはグリーン左手前の池へ。ドロップし、池の手前から放った4打目でグリーンに乗せて2パットのダブルボギー。「やりたいことをやってミスになった。ティショット、セカンドとミスが続いてしまったのでちょっと悔しい」と、3アンダー・暫定6位タイへと後退した。

「このコースでああいうドライバーが打てていれば、バーディも獲れる。あのドライバーがあったので、今日1位のスコアでいけてもおかしくなかった。あとはアイアンの距離感」。ドライバーが好調にもかかわらず、まず頭をよぎるのは修正点。「明日はまず予選通過をすること、決勝に向けてリセットしたい」と、週末の優勝争いに向けて切り替える。(文・谷口愛純)

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